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題名: エドモントン市との交流について  2005年05月10日更新)

ご意見ご提案
不躾なEメールで大変失礼致します。
私は、在カルガリー総領事館で広報文化を担当しております。
今般、当館管轄内にあるアルバータ州の都市と姉妹都市関係を結んでいる日本の自治体についての資料をアップデートしておりまして、レスブリッジ市について調査しておりましたところ、レスブリッジ関係者より、貴町の町長様が昨年夏にエドモントン市をご訪問され、その際、エドモントン市との間に何らかの契約を結ばれた、との情報を入手致しました。 右情報について、現在、当館よりエドモントン市側にも照会しておりますが、なかなか返答が得られず、貴町でお分かりでしたら、是非事実関係について教えて頂きたく、ご連絡させて頂いた次第です。
お忙しいところ誠に恐れ入りますが、ご返事頂ければ幸いに存じます。 どうぞ宜しくお願い申し上げます。

回答
お世話になっております。お便り(Eメール)読みました。私は、南風原町役場総務部長の国吉真章と申します。2002年10月24日(現地日時)に城間俊安町長とエドモントン市を訪問しましたので、おたずねの件についてお答えいたします。訪加の目的は、本町の大・高校生14名を国際交流事業の一環としてアルバータ州レスブリッジ市のウイルソンミドルスクールへ派遣し、ホームスティしながら生きた英語を学んでもらうため現地の学校へ体験入学のための派遣事業です。体験入学は10月23日~25日の3日間で、その間を利用して私と町長はエドモントンの州政府を訪ね「学習省大臣」、「対外省大臣」へ親書をお渡ししました。(両大臣が公務出張のため応対していただいたのは、両省の事務官でした。)親書の内容は、”今後ともレスブリッジ市と南風原町の友好関係が末永く続けられるようアルバータ州政府の力強いご支援をお願いしたい”ということでした。その後紆余曲折はあったものの、本町の願いは州政府の後押しと現地沖縄県人会の支援もあり、2003年6月にカナダ国アルバータ州レスブリッジ市長Robert D.Tarleck氏と城間俊安南風原町長の間で友好都市締結書が交わされました。(南風原町においては、2003年6月定例会にて議会でも承認済み)
以上がその時の訪問日程であります。再度確認ですが、長尾さんの文にある”エドモントン市訪問”とあるのは、エドモントンにあるアルバータ州政府への訪問であり、エドモントン市(役所)へは訪問しておりません。”エドモントン市との間になんらかの契約”とあるのは、レスブリッジ市の誤りです。カナダ国との交流のきっかけは、2000年7月に沖縄県で開催された「九州沖縄サミット」にて当時のカナダ国クレティン首相を本町に招聘したのが始まりで、カナダの国技であるアイスホッケーが縁です。(アイスホッケーが出来る唯一の施設が本町にある)
  ちなみに、レスブリッジ市への派遣事業は、隔年で実施(ハワイとカナダを交互に実施)しており、今年は10月頃カナダを予定しております。
紙面の都合上、詳細については割愛してありますが、必要であればお便り下さい。資料等送付したいと思います。取り急ぎ返事まで。今後ともよろしくお願いいたします。