2012年3月27日(Tue)
【 10 時 0 分 開会 】
【 検 索 】 日程第1.会議録署名議員の指名 日程第2.一般質問 ・浦崎みゆき 議員 ・花城 清文 議員 ・玉城 勇 議員 ・玉城 光雄 議員 ○議長 中村 勝君 これから本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりであります。 開議(午前10時00分) 日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長 中村 勝君 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって10番 宮城寛諄議員、11番 大城 毅議員を指名します。 ★【 検 索 】に戻る 日程第2.一般質問 ○議長 中村 勝君 日程第2.これから一般質問を行います。それでは、通告書のとおり順次発言を許します。12番 浦崎みゆき議員。 〔浦崎みゆき議員 登壇〕 ○12番 浦崎みゆき君 皆様、おはようございます。本日が最後となりました一般質問、トップバッターがんばってまいりたいと思います。それでは、本町におきましては先月、海抜表示が町内55カ所に設置され町民の皆様の防災意識向上に役立つものと思います。そこで防災対策についてお伺いいたします。1.地域住民へのさらなる防災・減災の意識向上を図るため防災講演会の開催ができないかを伺います。(2)総合保健福祉防災センターの備蓄状況、また同センターに自家発電設備の設置計画の見解をお伺いいたします。(3)本町の行っている防災対策はどのようなものかを伺います。 次に教育行政についてですが、文部科学省がこのほど発表した2010年度の児童生徒の問題行動調査によると、学校が把握したいじめ件数が10年度から増加に転じました。県内においてもDV116件と過去最多を記録しております。いじめやDVは人権侵害であり、人間としての尊厳を踏みにじる行為です。そこで(1)本町の人権教育はどのように行われているのでしょうか。(2)人権教育の一環として早い時期からのいじめやDV防止の啓発講演会などの開催ができないかどうかをお伺いいたします。 次に防犯対策について。今年の1月に、教え子を装い本町の元教員の女性が2万円を騙し取られる被害が報道されました。オレオレ詐欺や振り込め詐欺は手を変え品を変え高齢者を狙っています。そこで(1)オレオレ詐欺や悪質商法撃退の取組として、警視庁が推進している振り込め詐欺撃退カードの配布ができないかどうかをお伺いいたします。 次に電子自治体について。行政事務処理に活用する自治体クラウドについては、34都道府県が既に導入もしくは検討している調査結果があります。クラウドの特徴である情報システムへの投資負担の軽減に加え地震や津波などで庁舎が被害を受けても外部サーバーを通じ業務継続が可能になる災害への強さに期待するものとして注目されていますが、本町の導入についての見解をお伺いいたします。 次に青年育成について(1)町の各審議委員等における青年の構成比率をお伺いいたします。(2)青年育成事業は、どのようなものが行われているかお伺いいたします。以上、再質問は自席にて行います。よろしくお願いいたします。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 おはようございます。まず1点目の防災対策について関心を持っていただき本当にありがとうございます。これについてはやはり昨年の3月11日の東日本大震災が大きな起爆剤となって、また阪神淡路大震災においてもいろいろな角度から国民、南風原町民にも防災に対する関心が高まり危機管理を持つことも大事だと思って、町としても防災マップをいろいろな角度から工夫し試行錯誤し、現状に合った対策等も含めて考えていかなければいけないと思っております。しかしながらまだまだ私たち町民は防災危機意識が薄い部分もあろうかと思いますので、その講演会の開催は大事ではないかということはまさにおっしゃるとおり防災減災については災害が発生したときの行動を日ごろからイメージしておくことが一番大切だと思っております。そういうことからご質問の防災講演会や講習会等の開催をぜひ前向きに検討してまいりたいと、どういったかたちでやるのかどうかも含めていろいろな角度から検討させてもらいたいと思っております。2点目の備蓄状況等においては、担当から詳しく説明させてもらいたいと思っております。 また2点目の教育行政について人権教育は、道徳の視点から子どもたち、また子を持つ親としても大事にしていかなければいけない基本だと思っておりますので、そういう問題等において教育部からお答えさせてもらいたいと思っております。 それから防犯対策についてオレオレ詐欺については、テレビ、マスコミ等いろいろな角度から被害状況を聞かされたときに現実には起こらないのではないかと思うようなことが実際起こっている。私は大丈夫だと思いながらも掛かっていくという状況等を聞かされていますので、その問題等においてもいろいろな角度から私たちも進めていきたいと思っておりますので、詳しいことは担当からお願いします。 また電子自治体について。自治体クラウド導入については、私たちもICT事業により南風原、那覇市、浦添市の3市町で共同体を立ち上げているわけですが、こういう部分も基本だと思っておりますのでぜひその詳しいことについては担当からお答えさせてもらいたいと思っております。 では青年育成について。私は、青年育成は原点、基本だと思っております。青年会の皆さん、若い人たちの活用方法、このためにも地域と一体となって進めていき、地域が基本となり、また町全体としてもその青年育成についてはいろいろな角度から私たちも参加をし、活発に行動を起こす。また青年会に活気があるということは町の活気にもつながるものだと思っておりますので、ぜひ詳しいことは各々担当からお答えさせてもらいたいと思っております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 野原茂喜総務部長。 ○総務部長 野原茂喜君 それでは、私のほうから防災対策について。1番は町長からありましたとおりですので、2番、3番から答弁いたします。(2)の自家発電設備について、答弁といたしまして非常時食糧等の備蓄状況は、平成23年度購入済みの物資を缶詰パン500食、毛布50枚で、平成24年度予算計上で購入計画は缶詰パン288食、水を加えるだけで食することができる米が300食、粉ミルク12缶4.2キロ、そして飲料水240リットル、毛布50枚、緊急用トイレ1,000個となっております。自家発電設備については現時点での予定はございませんが、災害時に適した発電および蓄電方式について調査検討を行ってまいります。 次に(3)防災対策はどのようなものかについて答弁といたしまして、平成21年度は避難場所等や災害時の心得等をお知らせするハザードマップの全世帯配布、また災害時の心得や避難場所の海抜等のお知らせを町広報へ掲載、地域ごとに実施する住民参加型の地域防災訓練を実施、津波に関する啓発として公共施設や各字の公民館、国場川や長堂川の河川沿いへの防災情報板として海抜表示板を設置し災害発生時に対する啓発に努めています。また、イオン琉球株式会社との災害時避難場所や物資の提供、株式会社りゅうとうの災害時避難場所の提供、沖縄コカコーラボトリング株式会社の災害時物資の供給、南風原電水会と災害時電気水道設備等の応急に関する協定を締結しております。また、ちむぐくる館への災害時物資の備蓄も行っております。 次に、3.防犯対策についてでありますが、振り込め詐欺虐待カードについては与那原警察署に問い合わせたところ、警視庁のサイトから個人がダウンロードして利用することは問題ないとのことですが、第三者がダウンロードして広く配布することとなると、レイアウトや文字等の著作権侵害になるとのことです。そのことからご提案については、防犯の啓発として賛同しますので実施も含めて与那原警察署と相談しながら検討してまいります。 次に自治体クラウドについて、先ほど町長から地域ICT事業ということで那覇、浦添、南風原とありましたが、浦添は訂正します。那覇市、宜野湾、南風原でご理解をお願いします。現在、総務省が進めている地方自治体業務に対するクラウドの導入は、行政コストの大幅な圧縮、実質的業務の標準化の進展、住民サービス向上のための電子自治体の確立を目的としております。またコスト削減方法については、主にサーバー機器の共同利用、システムの共同利用が挙げられます。本町の取組状況としては、平成21年度の総務省事業の自治体クラウドを含めた地域ICT事業により那覇市、宜野湾市、南風原町の3市町で自治体共同情報サイトを立ち上げ共同利用しております。この共同情報サイト・オキナヴィータは、市町村の情報を一括して検索できることから、今後沖縄県内の自治体情報の窓口として期待されております。それと南風原町が持っているデータや民間データセンターにバックアップを取ることを想定し、災害時の復旧方法や補強の優先順位などを検証し、平成24年度中を目処にバックアップを実施することを予定しております。以上が総務部にかかる分でございます。よろしくお願いします。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 赤嶺正之教育長。 ○教育長 赤嶺正之君 2.教育行政についてのご質問にお答えいたします。まず本町の人権教育についてでございますが、本町の各学校では学校経営計画を策定して学校の運営を行っております。そのなかで人権教育に関する全体計画を立て、その目標や方針、ねらい、年間活動計画に基づいて実践しております。その活動計画でございますが、1つ目としまして校内研修でございます。講師を招いて心の教育研修を実施いたします。2つ目に、家庭・地域との連携としまして学校便りの発行や保護者向けの子どもの心を育てる講演会、それから3つ目に道徳の授業で人権擁護委員と連携して人権教室を全学級で実施しております。そして4つ目ですが、いじめ防止の取組としまして全校生徒集会での学校長の講話やそれから毎学期に教育相談日を設定していじめの早期発見、それに心の教室相談員と連携してその児童生徒の悩み等への対応など様々な取組を行っております。(2)でございますけれども、(1)で答弁したとおりでございますが、各学校におきましては教育の一つとして様々な取組を行っております。ご質問にもございますが、いじめやDV防止の啓発講演会の開催も行っていると学校から報告がきております。また、良い事例等々がございましたら、これからもご提案ご提言等々くださるようお願いをいたします。学校としては学校独自の対策等々を実施しているとのことでございます。 5.青年育成についてお答えいたします。(1)地方自治法に基づく議会等の青年会の登用状況につきましては、現段階では登用はございません。町が主催しているふるさと博覧会の実行委員会への参加、それから町体育協会が主催している陸上競技大会や新春マラソン大会等々に町の青年会長が副会長という役職で参加をいたしております。(2)青年育成事業のご質問でございますが、南風原町の青年育成事業としまして町青年会に青年の活動を助成するために社会教育団体育成補助金や青年リーダー研修会事業への助成を行っているところでございます。南風原町青年会の主催する年1回の青年フェスティバルや毎年行っておりますクリスマス大作戦の開催、それから教育委員会の主催する教育の日の学校開放の授業参観等での朝の挨拶運動等に参加をしていただいております。それから、町主催の成人式等にも青年会に参加をしていただいております。また、夏休みに行われます夜間パトロールにつきましても町体協あるいはまた青年会の皆さんにも参加をしていただいておりますし、それから地域でのいろんな大会活動にも先ほど町長からもございましたように地域の活性化は青年会の活性化が大事でございますので各地域でも青年会として参加をしていただいている状況でございます。以上です。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 12番 浦崎みゆき議員。 ○12番 浦崎みゆき君 ありがとうございます。それでは、順を追って… ○議長 中村 勝君 休憩します。 休憩(午前10時20分) 再開(午前10時21分) ○議長 中村 勝君 再開します。 ○12番 浦崎みゆき君 ご答弁ありがとうございます。順を追って再質問させていただきたいと思います。昨年の3・11から1年がたちまして、防災の意識はますます高まっております。しかし、実際各家庭で対策が取られているかといいますと、自分自身も含めなかなか現状は厳しいものがあると新聞等でも報道されているところであります。去った1月に豊見城市において、防災講演会が職員の配慮によりまして内閣府を巻き込んでの講演会が行われました。豊見城は海があるということで参加者の意識も高かったわけですけれども、その講演会の内容としては自治会や団体を中心とした講演会と男女共同参画の視点からということでの女性各団体の講演会などが行われたわけですが、感じた点は皆さん口々に日ごろのコミュニティの大切さをすごく感じたとのことで、地域のコミュニティにもつながっていくことですし、開催は広く全般的にではなくてやはり今のように各団体、自治会長など団体の講演会、女性の視点からの女性団体の立場、また高齢者や障がい者の立場、こういった分けたそれぞれの立場からの講演会が、自分の身に当てはめてしっかりと受け止めて対策も取れるのではないかと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務課長。 ○総務課長 新垣吉紀君 ご提言、ありがとうございます。先ほど町長からも答弁がありましたように、講演会含めまして講習会等も今年度は県が主催して自主防災組織とリーダー講習会もございましたのでこういった議員がおっしゃるようにある対象者それぞれ別に実施してやったほうが一番効果的になるのではないかと担当含めて課としてもそのようには考えております。ですから今ご提案のあったことを踏まえまして、南風原町にとって可能性が大きいと言いますか災害が発生するのも想定しながら、それに向けて講演会・講習会の開催を含めて検討をしてまいりたいと思います。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 12番 浦崎みゆき議員。 ○12番 浦崎みゆき君 前向きなご答弁ありがとうございます。今の意識がある時に、テレビ等でも報道されているこの時に災害に対する備えを意識付けする意味での講演会をよろしくお願いいたします。 それでは続いて備蓄の状況なのですけれども、食糧備蓄は例えば町が持っている充足率と申し上げるのでしょうかどれぐらいの状況なのでしょうか。そのへんのパーセントがもし分かればお願いをいたします。先だって委員会で備蓄状況の資料をいただいて、先ほどのα米も素晴らしいものですけれども、そのなかにミルクは入っているのですが哺乳瓶などの準備はどうなっているのか。やはり女性や高齢者が食することのできる備蓄の状況なのか。備蓄状況においてはジャスコさんと協定を結んでいるとのことですが、道が寸断されたりそういった最悪の状況を想定しての充足率をお願いするわけですけれども、この充足率に関してもし分かるのであればよろしくお願いいたします。 ○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務課長。 ○総務課長 新垣吉紀君 食糧の備蓄状況でございますが、前年度に缶詰パンを500食購入しております。防災計画での備蓄の目標は、人口5パーセントの3食の3日ですので3万6,000人として1万6,200食ですのでそれから言いますと3パーセント程度ということになっております。今年度も先ほど部長からあったような予算計上はしているのですが、一括交付金の活用も含めて4年か5年でこの充足率に達したいと今のところ一括交付金が活用できればそのように考えております。また哺乳瓶、さすがに私たちも気付かずに、ミルクは購入予定しているのですが哺乳瓶が欠けておりますのでそういったものも含めて、また高齢者の食されるもの、やわらかい物と言いますかそういったものも含めて課題として充足する方向で検討してまいります。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 12番 浦崎みゆき議員。 ○12番 浦崎みゆき君 ありがとうございます。それではその備蓄に対してもぜひ女性職員なども一緒に加えていただいて、女性の視点からの対策もぜひお願いしたいと思います。 次は自家発電の件です。自家発電は本庁舎にはあると聞いておりますけれども、自家発電となると防災センターには今ちょっと厳しいものがあるとのご答弁だったと思いますが、いろんなかたちで研究もしていただきたいと思います。災害時はどうしてもライフライン、交通が遮断される前提に立ちまして、自己防衛策の一つとして大型とは言わなくてもコンパクトな発電機がありますよね。そのへんがどうなのか。あとはやはり災害は昼間とは限りませんので投光機と併せて常備しておくことは必要だと思います。それによって通信用のパソコンが使えたり、一時的な対策が取れるようなものがいくつかあると思いますのでそのへんはいかがなものかお伺いいたします。事例としては昨年の震災におきまして自宅で酸素吸入をなさっている方がこの発電機のある避難所を求めてやって来たということもありますので、発電機にはいろいろあると思うのですけれどもそういった何台かの小型発電機の設置が必要だと考えておりますが、発電機に関して再度ご答弁をお願いいたします。 ○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務課長。 ○総務課長 新垣吉紀君 自家発電装置でありますが、再答弁の後半からお答えいたしますと、小型のものにつきましては、庁舎の倉庫に非常に小さくて対応可能かどうかは別にして発電機はございます。それから緊急時のポンプ、そういったものは備えてあります。投光機につきましても大量ではないのですが夜間多少照らせるものはあるのですが、どうしても災害時を想定しますとまだまだ不足の部分がありますのでやはりこれも課題ではあります。ご質問の自家発電、蓄電についてなのですが、ご質問があって調べてみたのですが、阪神淡路大震災の場合に大型施設で非常用の自家発電は設置していたのですがどうしても揺らされてしまって燃料パイプが寸断されたとか、そういった実際に起動しなかったものが9パーセント、起動したのですがすぐに停止してしまったものを含めると10から15パーセントはうまく稼動しなかったとなっております。そういうことを含めますと、今はソーラーパネルを設置してそれを常時蓄電しておく方法もございますのでエンジン式のほうがよろしいのか、またソーラーを利用したほうがいいのか含めましてこれからの課題と言いますか研究が必要な状態にはなっております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 12番 浦崎みゆき議員。 ○12番 浦崎みゆき君 ありがとうございます。わずかながらあるということで理解してよろしいでしょうか。研究調査する間にもいつ来るか分かりませんので、少ないようであればそのへんの小型の発電機も必要になってくるかと思いますのでよろしくお願いいたします。町長も本年の施策方針の中で減災の考えに基づいて災害に強いまちづくりというように推進をしていますので、やはり県の防災計画もありそれとの整合性もありますが現在取り組めることを一つ一つ積み上げてやっていくこともまた大事だと思いますのでそのへんのご努力もよろしくお願いします。この件につきましては終わります。 2番目の人権教育のことですが、各学校におかれましてもそれぞれの対策を取られてしっかり計画を立てて人権教育をなさっているということで一安心いたしましたけれども、やはりこのいじめや虐待も全国では今年最多の記録を出しております。私たち大人は行政も含め人権感覚をもっと高めていくような努力をしていかなければならないと思います。例えば那覇市が行っているDVの加害者にも被害者にもならないための意識啓発事業というものがありまして、子どもへの暴力防止対策ということでCAPセンターがワークショップ形式で行っております。市内の中学校一年生および保護者、また教員を対象にして実施をしております。24年度は思春期の心と体のための意識啓発事業というものを取り入れて、やはりワークショップで、具体的な実施内容としては金銭せびり、性被害についての具体的事例を寸劇で見せながら参加型のロールプレイをして相手がこうしたときは自分がどう思うとかどういうふうにすればいいとか現実的な問題として自分で受け入れられるような、基本的人権、相手を尊重する気持ちを育てるような内容になっております。昨年実施をしたところかなり先生や保護者から評価が高くて継続事業が望まれているということで、ぜひこのような啓発活動事業が本町でも行われないか要望いたしますがいかがでしょうか。 ○議長 中村 勝君 仲里 淳学校教育課長。 ○学校教育課長 仲里 淳君 お答えします。CAP講演会やその取組についてですが、ぜひ本町でもとのお話でございます。それにつきましては、学校で開催するというのはまだ聞いてございませんけれども、PTAや町PTA連合会、そちらのほうで以前に開催をしていることは聞いてございます。今お話のございました内容については、大人向けのワークショップや子どもたちに向けたワークショップを情報としては聞いてございます。実際に教育委員会としてもできるだけバックアップできればと考えております。各学校、PTAなどを通じて啓発運動の取組ができれば教育委員会としても支援していきたいと考えています。以上です。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 12番 浦崎みゆき議員。 ○12番 浦崎みゆき君 PTAでは実際やったことがありまして、状況としてはお分かりになっていらっしゃると思います。ワークショップの良いところは、自分に置き換えてできるところで、本当に身に付く教育になると思います。やはり教室で一方的に聞く話ではなく参加型になりますので、本当に自分の身に置き換えてやっていくものですのでそのへんの取組をぜひお願いします。本町の教育行政におきましては、先だって新聞にありました沖大との学習支援だとか海外交流事業とか他の自治体に比べても本当に先進的なところがあると思いますので、この人権教育に関しても加えていただきましてさらなるプログラムを取り入れていただいて、しっかり展開をしていかれるよう望みましてこちらの質問は終わります。よろしくお願いいたします。 続きましてオレオレ詐欺の件ですけれども、先ほどもおっしゃっていましたが自分は絶対掛からないであろうと、電話がきても大丈夫と皆さんおっしゃるのですがこれだけ被害が広がっているということで特に60歳以上の方、また被害者はほとんど70歳以上の女性の高齢者の方が多いのです。最近私も知り合いから聞いた話では、いろんなこともなさっていて本当にしっかりした60代の方なのですが息子の上司からと名乗っての電話があったらしいのです。そうしたときに本当に動転してしまって、銀行にいざ向かって行こうとしたのですが一応ご主人に電話を入れたほうがいいかと電話を入れたところ被害に遭わないで済んだということです。そういう事例を聞きましたら、被害を防ぐには一呼吸置く、そういった対策が大事ではないかということでどこかに連絡を取ることが大事だと思います。ですから、皆さんのお手元に資料があると思いますが一呼吸置くという意味合いで、もしかしたらの注意喚起を促して、下のほうには自分の連絡先も書いておくと、ここに電話をして確認してみようとすぐにできるのではないかと思います。やはり気が動転していますと電話番号もどこにいったのかなということもありますし、それと併せて、ある自治体ではマグネット式と言うのですか冷蔵庫とかにすぐ貼り付けられるよう実際に作成している所もあるようです。そういったことも踏まえて、先ほど著作権問題のお話もありましたけれども、これをそのまま使うのではなく参考にぜひ本町でもいろいろと研究していただいて、例えば町広報誌の後ろにでも切取り線を入れてすぐ使えるようにするだとか配布するだとか、そのなかに電話番号として警察安全相談の♯9110というものがあってそれはいろんな相談事を受け付ける所だそうです。そういった♯9110などの電話番号も記載して配布してはどうかと思うのですけれども、先ほどの著作権の問題と併せて今後の対応を再度確認したいと思います。お願いします。 ○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務課長。 ○総務課長 新垣吉紀君 ご提言ありがとうございます。議員の質問から実は初めて警視庁のホームページを確認させていただきました。ご質問のとおりほぼ高齢者の方をターゲットにそういった犯罪が行われているようでございますので、ございました広報への掲載、警視庁のものを参考にしながら同じような内容でちょっと表現を変えて使うなり、それから与那原署の生活安全課とも連携しながら、老人クラブの連合会を対象に説明会とかそういったご紹介とか、一番どういった方法がいいのか。また区長会のなかでも担当課を呼んで少し説明させていただくとか、そういった方法も含めまして広く広報周知に努めて、振り込め詐欺の未然防止に努めてまいりたいと考えております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 12番 浦崎みゆき議員。 ○12番 浦崎みゆき君 ぜひいろんな対策を考えていただきたいと思います。また最近は老人だけではなくて、若い方はパソコンを使われているようで、そのなかで副業サイトの登録詐欺もあるようなのですね。ですからそのへん、先ほどの電話番号を書くところに警視庁のほうでサイバー犯罪対策の電話番号もありますので、パソコンを使っていていろんなところに入ってしまったりしてパソコンが動かなくなったとかいろいろありますよね。そういったものの対策も番号を書いておくといろんなことの対策ができるのではないかと思います。サイバー犯罪の被害に遭って結構泣き寝入りをしている方もいらっしゃいますので、そのへんの番号も一緒にできれば掲載していただければよろしいかと思います。よろしくお願いいたします。 では次の質問に移ります。クラウドの件ですけれども、先ほど24年度を目処にバックアップをするとおっしゃっていたようですがよく意味が分からなくて、再度その件についてお願いできますでしょうか。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 それでは、お答えします。まず昨年3月11日に起きました東日本大震災によりまして自治体のデータが消失するということが起こりました。それに向けて本町においてもバックアップデータの確保は必要となっていることから、バックアップデータについてはデータそのものだけをバックアップする手法と復旧が早いシステム含めたバックアップデータと方法が各種ありまして、現在復旧の方法や復旧の優先順位でまず検証、研究検討しまして、早急にそのバックアップを図っていきたいと考えております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 12番 浦崎みゆき議員。 ○12番 浦崎みゆき君 ぜひ災害のことを考えて、それは一番大事なことだと思います。私がクラウドを推進するのもそれが一番の目的で、本町のデータがどうなっていくのか心配ですのでよろしくお願いいたします。 先ほどありました21年度の地域ICT事業ですか、オキナヴィータ。これは現在、3市町でやっているわけですがこれのメリットと申しますか、今後期待されるのはどういったことがありますでしょうか。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 お答えします。まず自治体クラウドについて、まずメリットとしてコスト削減法につきサーバー機器の共同利用、システムの共同利用等が挙げられます。そのなかで現在、那覇市、宜野湾市、南風原町でやっているポータルサイトのクラウドにつきましては、自治体のホームページの窓口を行っています。オキナヴィータのサイトから南風原町のホームページに入っていったり、南風原町のホームページからそのオキナヴィータへ入っていったり、南風原町のホームページが1つではなくて1.2ないし1.3と、2まではいかないのですがそれがあると、他の市町村に比べて1つではないと、各種検索方法があると考えていただきたいと思います。今後はこのオキナヴィータの機器、システムを活用したホームページの運営につなげていくとその経費が削減できるというメリットがあります。以上でございます。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 12番 浦崎みゆき議員。 ○12番 浦崎みゆき君 それでは、いろんな角度からの研究をしていただいて経費削減。システムが変わるたびにいろいろとまたその経費が出ていきますよね、そういったことをうまく利用できるような研究を今後ともよろしくお願いいたします。 続きまして青年の育成についてなのですが、先ほどいろいろな成果を聞かせていただきましたけれども、本町におきましてはいろいろと青年対策はできて他の自治体に比べては進んでいると思うのですがどうなのでしょうかお聞かせください。私が思うに南風原町の年代別人口構成は30代から40代、青年層が比較的多い構成になっていると思います。そういう意味では若い町だと私は捉えております。ある意味人材豊富な町だと言えるのではないかと思います。ですから、こういう若い人のアイディアを大いに活用して協働のまちづくりを行政としても取り入れていくべきだと思いますし、またそういったいろんな体制、青年会にたとえ入っていなくてもいろんな人の意見が集約されるようなそういったものにできないかとは思うのですけれども、先ほどの審議委員は0パーセントの数字に対してはどのように捉えているのか。また、対策はどのように行われてきたかをお伺いしたいと思います。 ○議長 中村 勝君 大城敏雄生涯学習文化課長。 ○生涯学習文化課長 大城敏雄君 ではお答えします。他の市町村の活動状況でしょうか。八重瀬町、糸満市も活動状況がどうなっているか、だいたい内容的には一緒です。南部地区の青年連合会もありまして、活動状況については一緒となります。例えば先ほど教育長からありました事業内容が主です。それと町長からもありました地域のなかでの活性化というのがとても大事となりますので、負担金の部分含めて南風原町のほうがまだ上を行っています。例えば社会教育団体育成補助金として90万円、それと青年リーダー研修会に8万1,000円の助成もしています。八重瀬町あたりは町の補助金として61万8,000円の程度で行動をしている状況になります。それから、町の社会教育団体育成の立場からすると青年会に対する部分が表だって見えてくる。地域で活動はしているのに青年としての活動が見えてこない部分ございますので、そのへんは調査研究しながら、青年会への加入を促進するかがとても強いかたちになりますのでそれに努めていきたいと思っています。 ○議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。 ○教育部長 新垣好彦君 先ほどご質問がありました各審議委員会の構成図のところで最初に答弁をいたしました。登用につきましては、青年会の年齢層という捉え方をした場合にその審議委員会には青年会層はいないというかたちでゼロ回答としております。審議委員会につきましては、各々充て職であったり知識経験者であったりということで現状として青年会の層がいないかたちになります。先ほど議員さんからもありましたとおり南風原町の人口構成としましては30代、40代の人口層が多いということは言い換えれば人材豊富な町だと、確かに南風原町の人口形態ではそのようになるだろうと思います。それで町の補助機関であります審議会等にも、現況としては青年会の年齢層は入っていない状況にありますので今後やはり質疑がありましたように若い青年層の意見を反映させる意味では内部でも少し検討が必要かと考えております。 ★【 検 索 】に戻る 〔浦崎みゆき議員より「休憩願います」の声あり〕 ○議長 中村 勝君 休憩します。 休憩(午前10時56分) 再開(午前10時57分) ○議長 中村 勝君 再開します。赤嶺正之教育長。 ○教育長 赤嶺正之君 お答えいたします。ご質問の審議会への青年会の構成比率の件でございますけれども、先ほど担当部長、課長から答弁がございましたが基本的にはそういうことでございまして、ただ、青年会の会則でおそらく年齢制限があるかと思います。われわれは30歳ぐらいまでというのを持っておりますけれども、以前は25歳ぐらいまでの時もございました。最近は青年層が少なくなっているということで30歳まで青年会というような会則の支部もあるようでございますけれども、そういうことで地方自治法に基づく審議会に関しましても、われわれ教育部に関する部分で申し上げますとまず教育事務点検評価委員会、それから学校過密対策検討委員会、あるいはまた就学指導委員会、町史編集委員会あるいは文化財保護委員会、どちらかと言いますと専門的な知識を要する委員会でございまして、そのなかには青年会長等々というのはなかなか構成として入っていかない、構成委員に入れていないのが現状でございます。ただ、議員ご質問の協働のまちづくりに関しましては、またそれぞれ経済課あるいはまた企画、経済課で言いますと農業青年の皆さんを活用するとか、商工会青年部の皆さんがいろいろ委員会に入ってくるとか、そういった分野のまちづくりの観点では若い世代も参加しているというようなことでございますのでご理解のほどをお願いしたいと思います。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 12番 浦崎みゆき議員。 ○12番 浦崎みゆき君 私は青年会とは書いていないのですね。青年の育成です。全体的な意味合いで質問をしているわけですけれども、そういった意味ではどれぐらいの審議委員がいるかどうかは分からないわけですね。分かりますか。では分かる範囲内でお願いします。 ○議長 中村 勝君 休憩します。 休憩(午前11時00分) 再開(午前11時01分) ○議長 中村 勝君 再開します。 ○12番 浦崎みゆき君 私の言う青年は、働き盛りの30代から40代、また人口比率からしても一番多いその年代層のことを申し上げておりますが、審議委員の構成比率などは分かりますでしょうか。分かればお答えください。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 それでは、お答えいたします。青年についての構成比については把握しておりません。しかし、総合計画のなかで公募による委員登用を行い町の行政に対して確認をしていくとうたわれていますので、青年に限らず公募型の委員を推進していけばおのずと青年の参加も広がっていくのかと考えております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 休憩します。 休憩(午前11時02分) 再開(午前11時03分) ○議長 中村 勝君 再開します。赤嶺 勤経済建設部長。 ○経済建設部長 赤嶺 勤君 経済建設部にかかる分については、青年の年齢的な構成は把握しておりません。ただ、例えば都計審など専門的なウエイトのほうが多いですので、青年たちの育成にはまだ少し乏しいかと思います。まちづくり関係では各種団体がありますね。農業青年クラブ、そういった農業者の若い青年がいますが、審議委員会としてはいらっしゃらないとご理解ください。 ○議長 中村 勝君 金城宏伸民生部長。 ○民生部長 金城宏伸君 では、民生部のお答えをします。いくつか審議委員会等ございますが、医療機関関係、福祉機関関係、充て職がだいぶございます。確認したところ、次世代育成関係で充て職ではあるのですが40代が1人いることは確認しています。だいたい充て職でやるものですから年齢制限などしていないのですが、そういう関係者となるとやはり50歳以上が多いのかと思っております。以上です。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 12番 浦崎みゆき議員。 ○12番 浦崎みゆき君 それでは今の答弁から、もちろん充て職が主だということでなかなか若い人たちの声が生かされないような今の状況だと認識をしております。少子高齢化で若い世代が減っていくなかで今後の南風原町を考える意味で、若い人というのは発想がいろんな点で優れていますし、既成概念を抜いてこれからのまちづくりにはやはり若い人たちの意見をどんどん生かし切っていけるような仕組みが大事になってくるのではないかと思います。そういった意味も含めて例えば青年人材バンクの登録などはどうでしょうか、提案いたします。例えばスポーツ芸能文化、医療関係、教育関係などいろんなジャンルでバンク登録をしていただいて、例えば医療関係の方でしたら災害時にも役立ってまいりますし、自分ができるところに登録していただくとか、あとはまたホームページに南風原版若い人のチャットコーナーとか、南風原町では今こういう事業をやっているのだけれどもこれに対してどう思うかとか、パソコンをよく見ています若い人が参加できるような、呼び集めて話し合いをするのも確かに大事ですがそういったものも含めた青年層に対する仕組みづくりができないものかどうかお願いいたします。 ○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務課長。 ○総務課長 新垣吉紀君 うまい答えが言えるか分からないのですが、議員おっしゃっている30代から40代の声でよく届くのがインターネットに提案箱というのがございまして、文脈を見た限りでは20代から40代以下、サイトにアクセスする年齢層がそのぐらいが多いと思います。そういった媒体を使ってやったほうがそのターゲットとしている年代には届きやすいのではないかというのがございますので例えば公募をかけるにはホームページやその手のサイトからしたほうが目にも付きやすいと考えております。その世代をターゲットにする場合の媒体の使い方も含めて検討しながら、全庁的に幅広い世代が参加して意見をもらう場を作っていったほうがより良いまちづくりにつながるのではないかと考えますので今後検討していきたいと思います。 ○議長 中村 勝君 12番 浦崎みゆき議員。 ○12番 浦崎みゆき君 ありがとうございます。ぜひ、いろんな意味でご検討をよろしくお願いします。未来を変えるのは青年の力でございます。私が今日申し上げたいのは、もっと青年層を中心としたまちづくり、いろんな意見を入れていただいて、また青年を育てていただきたいということです。やはり育てるには時間も掛かりますしお金も掛かります。何より例えば青年会にしても青年に寄り添って一緒に活動していく気持ちが一番大事ではないかと思いますので、南風原町を担う人材育成をお願い申し上げて質問を終わります。 ○議長 中村 勝君 暫時休憩します。 休憩(午前11時09分) 再開(午前11時18分) ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 再開します。通告書のとおり順次発言を許します。4番 花城清文議員。 〔花城清文議員 登壇〕 ○4番 花城清文君 傍聴者の皆さん、お疲れ様です。それでは、通告書のとおり質問をさせていただきます。まず1点目です。那覇・南風原クリーンセンター建設にともなう還元施設について伺います。そのクリーンセンターが稼動し6年経過したかと思っています。還元施設はどのようになっているのかお答えいただけますか。 それから2点目です。現在の那覇市長は今年で任期を終えると思います。その還元金による事業を履行させるための覚書等があるのかどうかお答えいただけますか。 3点目です。この事業は、どこが主体的にやるものか。また、町はその約束を履行させるためにどのように考えているのかお答えください。 2.津嘉山北土地区画整理について伺います。津嘉山のまちづくりを推進するため、この区画整理事業が計画されました。当初は確か20年計画であったと思います。この計画年次で事業が終わるのかどうか分かりませんので次の質問をします。1点目、区画整理事業の計画では確か平成25年で終了することになっているはずです。現在までの進捗状況をお答えください。 2点目です。その事業は延長するのか。延長するとその期間と事業費はいくらかかるのかお答えください。 3点目です。延長した場合、事業費に対する国の補助金はどのようになっているのか、これもお答えください。 4点目です。他の自治体では行政からの負担金、補助金がどのようになっているのか答えていただくと同時にその資料もあとでいただきたいと思います。 3.沖縄県町村会会長とそれに関連する団体および南部広域行政組合について伺います。私は町長を困らせようとこの質問をしているのではないことをまず申し上げておきます。かえってあなたの体型からすると似合わない行動力があること、そのことに対して私は敬意を表します。ただ、もう少し町民の身近な町長になってもらいたい。そういう思いで敢えて質問をします。①沖縄県町村会会長に就任してからの会長としての勤務、南風原町長としての勤務を明らかにしてください。また、沖縄県町村会会長としての各団体役員があります。その勤務についてもお答えください。②町長との日程調整がなかなか難しい。そのため業務がなかなか進められないという職員の不満の声が聞こえます。また、町内の団体からは代理出席が多いという声も聞こえます。それに対して町長はどうお考えなのかお答えください。それから③です。町長は常に町民優先と話をされます。ご自分が本当にそれを実行していると思っておられるのかお答えいただきます。④南部のごみ処理の最終処分場建設を南部広域行政組合で行おうとしています。南風原町は那覇市と共同で最終処分をしているのに、なぜあなたが管理者に就任したのかお答えください。⑤本町の議長は組合議員になっていません。その理由もお答えください。 4.文化センター、中央公民館の駐車場の拡張整備について伺います。文化センターや中央公民館で行事があった場合、お客さんの車は役場の駐車場あるいは旧文化センターあるいは旧社会福祉センターに駐車しているのが現状です。しかし、お年寄りや身体の不自由な人が歩いてその中央公民館に行くのは大変です。しかも雨降りになると余計に大変です。そこで質問します。①文化センター、中央公民館の駐車スペースが少な過ぎると思います。隣接する土地を購入し駐車場を拡張すべきだと思うがどうかお答えください。 5.職務に精励する職員に対する南風原町長賞授与について伺います。職員の優れた頭脳を引き出しやる気と誇りを持たせるため、町長表彰があってもいいのではないかと思うので質問いたします。①職務に精励努力をした職員を称揚し、執務意欲の高揚を図るため制度を創設してはどうかお答えください。以上、5点を質問します。よろしくお願いします。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 お答えします。那覇・南風原クリーンセンター建設にともなう還元施設についてご心配かけて本当に申し訳ないと思っております。これについては那覇・南風原クリーンセンター周辺まちづくり推進協議会の協議の進捗状況としましては那覇市の担当部局と数回にわたり担当者により事前協議を行ってまいりましたがまだ進んでなく、また幹事会前の事前協議を終えまして3月16日に幹事会を開催し環境の杜ふれあいの後背地を活用した公園整備について協議を行っておりますが、それについて長い時間を要しているところです。15億のうちの11億をかけてクリーンセンターの還元施設として環境の杜を稼動させて皆さんから喜ばれているわけですが、残り約4億についてまだ活用されていないことに対して那覇市と南風原とでいろいろな角度から話し合いをしながらどういったかたちで進めていくのか、環境の杜の後背地を公園としたほうがいいのではないかと提言されてきております。これについてより詳しく具体的には担当からお答えさせてもらいたいと思います。(2)に那覇市長が今年で任期満了になるということでありますが、還元施設の事業で確定していないために覚書等の締結はしておりませんがしかし、還元施設事業に向けて那覇・南風原クリーンセンター周辺まちづくり推進協議会の幹事会および推進協議会で協議を進めております。さらにまた、現翁長那覇市長から焼却炉建設の時において地域の皆さん方の前でも公の場でも15億と公言しておりますので私たちはこれに基づいて紳士協定として進めて事業をやっております。(3)主体事業はどこかでありますが、環境施設組合で事業を実施する案について協議をしておりまして、早急に協議を進めてできるだけ早い時期に還元金による事業を進めることができるように取り組んでいるところであります。これに対していろいろな角度から私たちも話し合いを進めてきておりますが、まだ全額履行するまでに至っていない現状であります。 2点目の区画整理事業については、平成23年度末で事業費277億5,000万円に対し約179億で約65パーセントの執行率となっております。また整備面積71.4ヘクタールに対して42ヘクタール、約60パーセントとなっております。さらに延長するのかでありますが、その状況等においては担当からお答えさせてもらいたいと思います。また、延長した場合の事業費に対する補助事業等においてもどうなのか、(2)(3)(4)においては担当からお答えさせてもらいたい。 3点目の町村会とそれに関連する団体および南部広域行政組合についてでありますが、平成22年度より県町村会長に就任しており、22年度の町村会関連が138回と町長としての日程が746回となっております。平成23年度においては町村会長関係が127回、町長としての日程が731回となっております。その町村会の会長の日程においては町村会長関係団体そのものが含まれており重複しているものがあります。例えば22年度は138回、23年度は127回のうち町村会の会長としてと南風原町長としてのもの、総会等では会長名であるが南風原町長として参加しますので重複している部分もあることをご理解お願いしたいと思っております。(2)町長と日程調整が厳しく業務が進め難いという不満があることに対し、会長就任前と比較すると先ほど申し上げましたように町村会関連の会議が増えております。しかし、私は南風原町長ですので町の業務を優先しております。当然のことでありますが業務調整等については業務に支障のないように対応しており、また部課長会議においても日程調整に関する意見は今のところ出ておりません。また、町村会長に就任してからは、国や県の様々な審議会等に参加することにより直接意見を伝えられることができることは大きなメリットがあるものだと思っております。一括交付金をはじめとする様々な制度についても他市町村より迅速確実に情報が得られ迅速な対応が行えることから、結果的には町民福祉の向上につながっていると思っております。また、団体からのご案内についても可能な限り私自身が参加をしておりますが、ただし出張や日程が重複した場合もあります。同じ町内の事業においても日程が重複する場合においては当然代理が行くこともあります。そういう意味で以前より確かに代理が多くなっている部分もありますがしかしながら、この日程等において重複しているものがあることをご理解お願いしたいと思います。本来であれば団体のほうから何日の何時から何時までとあれば重複しなくて済む部分もあるわけですが、やはり相手から案内があって町の別の行事が入っている場合がありますのでそういうやむをえない状況のときにおいては副町長、教育長が行かれる場合もありますが、町長が参加することが基本だと思っております。また(3)町民優先だと、まさにこれは基本だと思っております。町村会長というよりも南風原町長として町長であり、町民優先を基本として今後も考えてやっていく、これが基本だと思って進めていきたいと思っております。(4)の南部のごみ処理最終処分場。最終処分場は那覇市と南風原町とでやっているのにどうして管理者に就任したのかでありますが、南部行政組合が共同する事務は最終処分場建設以外に視聴覚教育システムの整備および管理運営に関する事務、教育研究所の設置および管理運営に関する事務もまた行って、そのなかで最終処分場建設につきましては南風原町に関係のない事業でありますが最終処分場建設事業だけの管理者でなく、南部行政組合管理者として行っていることをご理解お願いしたいと思っております。これはやはり1町で事業をするよりは広域的な視点で南部全体でやろうと立ち上げた事業であり、隔離病棟が立ち上げ最初の事業だったと聞いております。しかし今は隔離病棟がなくなって、視聴覚教育研究、いろいろな事業が入ってまいり、そのあとに処分場の問題が入ってきたということで、南部行政組合のなかに課として事務職員も派遣されて事業も運営をしておりますのでそういうことをご理解お願いしたいと思います。そして本町からどうして南部広域行政組合にいないのかでありますが、組合議会の議員につきましては規約により南部の市町村議長会のなかから議長の職にある者の互選によるものだとあり南部市町村議会から推薦であります。広域から推薦を依頼したものではなく、団体からの推薦であります。 4点目の中央公民館の駐車場拡張整備について、駐車場のスペースが少な過ぎるのではないかとのことでありますが、おっしゃるとおり私も懸念しているところであります。しかしながら、最大限に駐車場スペースを設けるかたちに進めてきているわけです。しかしながら、公民館の駐車場は135台で文化センターには13台のスペースがありますが、大きなイベントや催しがある場合には135台と13台では厳しい状況だということで既存の役場駐車場、旧社会福祉センター駐車場を活用して進めていかなければいけないと考えて今進めております。ただ、隣接の土地を購入して整備する考えについては、隣接となると隣の丘なのかと思います。その丘についても当初は切ることができないのか、そして駐車場に当てることはできないか、盛土、切土の問題等には技術的な問題があるが素人目からしたら切って駐車場にできはしないか申し上げたら、技術的な視点から厳しい状況だということで、切ると駐車場どころじゃない多額な費用もかかるし黄金森公園に支障を来たすと聞いておりますので駐車場を確保するために隣を購入することには厳しい状況なのかと感じております。 5点目の職務精励に町長賞を上げることに対して、私も花城清文議員がおっしゃるように職員に対して本当にやりたい気持ちがあります。本当に一生懸命やっている職員に対して何らかのかたちを表すことによってより率先してがんばり、また相乗効果で皆に活気を与えることにつながると思っております。今、南風原町の職員表彰規定の中において事務事業に関する有効な発明もしくは考案、2つ目に町内外へ職員全体の名誉を高め信用を増加する行為、3つ目に危害を未然に防止しもしくは非常時災害時の特別の功績、4つ目にその他町長において表彰することが適当と認めたものとして規定されておりますので、そういうところもいろいろな角度から工夫して、職員に対し何らかかたちで処遇、賞を与えることで励みになるものと思っておりますので、ぜひこれからも私たちは職員に対してのいろいろなご提言をしてまいりたいと思っております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 赤嶺 勤経済建設部長。 ○経済建設部長 赤嶺 勤君 2(2)から答弁してまいりたいと思います。その事業は延長するのかとのご質問でございます。平成23年度から実施計画、今回第4回になりますが第4回変更手続きを沖縄県と協議中で、施工期間を31年まで延伸する計画内容で進めております。また、事業費については、過年度における工事、補償費などの精算、また残事業費等の検討を行ったところ、造成工事にかなりの費用を要したこと、また今後も要することから総事業費を302億とし24億5,000万の増額となる見込みで協議を進めております。(3)でございます。事業延伸後も補助事業として継続して補助が受けられます。平成24年度に事業計画変更認可を予定しており、まだ具体的な確定はしておりませんが新たな補助事業として約26億円の増額を計画書に組み込んで協議を行っております。(4)でございます。他の自治体での関係でございます。他の自治体での区画整理事業にかかる行政からの負担金、補助金は、お手元の資料のとおりとなっております。また各地区とも総事業費の5パーセント以上を行政が負担している状況となっております。以上で経済建設部にかかる答弁といたします。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 順を追って再質問をさせてください。1番①です。私はそのように思います。行政は町民のために仕事をするのが義務であります。そこで先に言ったように新川にあるクリーンセンターは、稼動して6年になる。那覇市長が、トータルでは15億であるが4億は還元金として地域に還元施設を造るということであったそうです。町長はこれまで那覇市とも話をしたと先に答弁がありましたが、具体的に那覇市と調整、協議、それと地域、たしかこれは7自治体です首里の地区も入っていると聞いていますからそこを含めて話し合いがもたれたのかどうか答えていただけますか。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 それではお答えいたします。まずこちらの那覇・南風原クリーンセンター周辺まちづくりにつきましては、推進協議会でこれまで4点の確認事項がなされております。まず1点にまちづくり対象地区を那覇・南風原クリーンセンターを中心に半径500メートル程度とすることです。2点目に既に用地買収済みの環境の杜ふれあいの後背地を活用していくこと。3点目に旧最終処分場跡地を多目的広場として利用していくこと、この3つは確認されておりまして、あと4点目に旧最終処分場跡地多目的広場利用における市民・町民の動線確保ということについては、今後とも継続して協議していくということでこの4項目が協議会で確認されております。この確認された事項に基づいて事業化していくということでこれまで那覇市と協議を重ねてまいりました。4地区に限らず町の地区については説明会がこれまで何度か行われておりますが、最近は実現に至っておりません。と言いますのは、現在、今年度23年度に那覇市と担当課と協議を重ねてまいりました。補助事業が活用できないかということで模索しておりましたが、今回の公園事業の補助事業を活用してできることが県において確認されましたので、その事業を活用していこうと3月16日に幹事会を行いました。それで一度ではもてませんので、この後背地を活用した公園事業をまず手がけていこうと今後も幹事会で事業化について叩き上げて協議会へ上げられるような案づくりを早急にまとめていきたいと今後も幹事会で協議を重ねてまいりたいと考えております。以上です。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 推進協議会で今まで議論していたということだが、この歳費の件は那覇市が全額負担ですよね。南風原町の負担とはないわけでしょう。ありますか。もし私の違いがあったら今で答弁してください。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 それではお答えいたします。先ほど町長から答弁がありましたが、総事業費15億、11億が環境の杜ふれあいで既に使っておりますので残り4億円が那覇市からの財源としてあるということです。ですから、事業費としてそれを活用するために補助事業を活用したいということで、これが全額4億ということではなく、那覇市からの15億のうち11億が既に使われていますので残り4億の財源となっております。 ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 私が今聞いているのは環境の杜ではなくて、あれは那覇市、南風原が負担したと思っています。ただし残りの4億については那覇市が負担をして地域に還元施設を造りたいというのが当初の目的だったと思う。先に言ったようにどうもこの進み具合と言うのか、実際の財源はあるのに何をしようとしているのかまだ見えてこない。なぜそんなに時間がかかるのか。推進協議会で議論をして、その議論というのが推進に向けて事業実施に向けて議論をしていくわけでしょう。6年間放置されている。なぜそうなったのか、もう一度答えてください。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 それではお答えいたします。議員おっしゃるとおり長い時間を要しておりますが、現在3月16日においては後背地を活用した公園事業を導入しようと議論しております。那覇市のほうも前向きに早めに事業が実現できるようにということで非常に建設的な意見で進めておりますので、これまで確かに時間を要したものですが今後は速やかに事業化できるように那覇市と協議を重ねて早期実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 企画課長がそう答弁してくれたので私は3月16日が一歩前に進む協議会だったと思っているので、ぜひまとめてその案が実行できるよう推進できるよう那覇市との協議を進めてもらいたいということで①については終わります。②ですが、先も申しました那覇市長が今年で任期満了になると思います。そうしますと先に町長が還元金の担保がない、覚書が交わされていないと答弁がありました。ではその4億円という事業費はどういうふうに那覇市に担保させますか。事業推進させますか。それを答えてください。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 それではお答えいたします。議員おっしゃるように確かに覚書についてはありませんが、市長はじめ事務方も4億円について南風原町へ事業費を出すことは了承しております。併せてこれまでできなかった主な理由としては、事業化、どういった事業をやるのかという確認が取れていませんでしたので、これからはまず後背地をまず始めに手がけていくということで確認されていますので了承が取れ次第速やかに、覚書なり協議書なり協定書なり文書もできるだけ早めに締結してまいりたいと考えております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 まず那覇市は4億円を活用して地域に還元施設を造りますと約束をされたのだから、皆さん方は行政間の約束を守るために覚書であるとか実行させるための那覇市長と南風原町長と何らかのかたちで担保を取るべきでなかったのかと思う。取らなかった理由が私には分からない。なぜ取らなかったのか。信頼関係だけでそれは取らなかったのか。では先に言ったように、もし現市長が今期の任期で終わって後任の市長にバトンタッチをしたとき、その担保がないものだから後任市長はどういうかたちでやると思っていますか。実際にそれは口頭での約束なのでしょう。見えないそれをどういうかたちで那覇市に求めていくのか答えてくれますか。 ○議長 中村 勝君 国吉真章副町長。 ○副町長 国吉真章君 ではお答えいたします。毎回、この問題についてはなかなか前進がないということで議会のたびに一般質問を受けてその進捗についてはやきもきさせて大変申し訳なく思っています。今ご質問の担保の件ですが、それはこれまでの協議会あるいは一部計画幹事会に戻って、そのつど会議録できれいに整理されており双方それについては確認をしながら進めておりますので、よもやそれが反故にされることはまずないものと私どもは理解をしております。なかなか計画が前進しない理由の一つには先ほど企画財政課長からありました15億の残り4億を効率よく、また真水部門として補助事業を導入すれば大きな事業に展開できるということでこの間、幹事会のなかでいろいろ知恵を絞って現在後背地が一部既に購入されていますので残りの部分をこの補助事業を導入して大きく事業を展開しようという知恵を出してきております。それについてはそのつど、担当から逐次報告も受けてそれについてはそのように進めるように指示も出してあります。今年、那覇市長が任期を迎えるということでの心配からのご質問だと思いますが、先ほど言いましたそれについては双方で逐次議事録も取りながら両市長・町長も含め協議会が副町長レベルで議論をしています。私も当時から関わっていますので残りの4億については有効に活用できるようこれからも那覇市と協議を重ねてまいって、また良い報告ができるようにがんばってまいります。よろしくお願いします。 ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 行政の手法としてやはり責任ある仕事をさせる、約束を守らせる。文書で始まって文書で終わるというのが行政の約束でしょう。基本的な事業の進め方だと思っています。そういう意味で全く担保がなくて口頭での約束というのはそうあるものではないと考える。だから今後しっかり約束を履行させるために、相手との覚書であるとかいろんな約束、担保はしっかり町長対那覇市長とで契約を交わすべきだと思っていますので、そういう面で副町長が答弁してくれたが私は副町長を信じたい。ぜひ、その事業が反故にされないように、この事業がきちんと町民のため市民のために還元できるようなそういう事業の取組をしてもらいたいとまず注文をつけてこの1点については終わります。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 暫時休憩します。 休憩(午後0時01分) 再開(午後0時59分) ○議長 中村 勝君 再開します。4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 それでは、午前中に引き続いて質問をします。2の進捗状況について確認をしておきたい。面整備が60パーセントと聞いたがそれでいいのかな。答えてください。 ○議長 中村 勝君 赤嶺 勤経済建設部長。 ○経済建設部長 赤嶺 勤君 71.4ヘクタールに対して42ヘクタール、約60パーセントです。 ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 ではまだ3分の1。②だけど31年まで延長を県と調整中だということで答弁がありました。総事業費が302億だったか22億の増になると答弁であったかと思います。事業が延長をするし、それから事業費が22億も増額になります。町条例の那覇市広域都市計画事業、南風原町土地区画整理事業施行条例第8条の手続きは必要ないのかどうか答えてください。そしてこの委員会の任務がないがその任務は何なのか、それも一緒に答えてください。 ○議長 中村 勝君 赤嶺一男区画下水道課長。 ○区画下水道課長 赤嶺一男君 ではお答えする前に今の確認なのですが、まず条例8条の審議会の任務ということですか。審議会の任務については、別表3に載っております。まず委員の任務というのは、専門用語なのですが仮換地指定というものをやりますのでそれに変更があった場合には区画整理審議会の承認を諮問に基づいて同意を得るということもあります。ただ、この事業の延伸については含まれていなかったのではないかと考えております。以上でしたか。 事業延伸と事業費の変更については、審議会の諮問事項でもないし同意事項でもありません。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 暫時休憩します。 休憩(午後1時02分) 再開(午後1時06分) ○議長 中村 勝君 再開します。4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 例規集を開いたかな。6564ページに私が質問したものがあります。この審議会、普通こういう大きな事業となると審議会の手続きを経て事業実施していくことになるのではないか。だけれども、この審議会は意味がない。何を審議するのか。あなた方は委員会設置をしている。委員会設置をしているが、その委員会も何をするのか全く目的がない、業務がない。今必要ないと言っていたが、こういう大きな事業については審議会の手続きを経て事業の延長であるとか事業実施であるとかそれが通常の手続きだろうと思っていますが違いますか。答えてください。 ○議長 中村 勝君 赤嶺一男区画下水道課長。 ○区画下水道課長 赤嶺一男君 この施工者は南風原町ですので、ただ、この委員会というのはあくまでも仮換地あるいは保留地とか事業上の委員会でありまして、例えば地権者から何名ですよ、それから学識経験者から何名ですよということでこの権利関係の、また南風原町・施工者が公平公正にできているかというような審議会で、あくまでも事業主体は南風原町ですのでこの委員会でこの事業に対する諮問というものはありません。600名ぐらいの地権者がいますのでそこの権利関係をしっかり委員会でもってということであり、事業進捗上の委員会ではありませんのでご理解をお願いします。 ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 これについては皆さんと議論するつもりはありません。通常やはりこういう大きな事業については審議会の手続きを経てやっていくのがそのスタイルだと思っているが、そういうのは少し検討して欲しい。町長の独断で延長であるとか事業の再開であるとかそういったものよりは、より多くの意見を聞いて審議をして事業推進をしていくのが行政のスタイルだと思っているから、そういった面ではもう少し検討をして欲しい。このことについて皆さんと議論はしません。 それではもう1つ。処分できる保留地は今いくらあるのか答えてください。 ○議長 中村 勝君 赤嶺一男区画下水道課長。 ○区画下水道課長 赤嶺一男君 それではお答えします。面積は資料として今はちょっと探せないのですが、事業費計画上、保留地処分というのがあくまでも社会状況と言いますか用地評価、現時点での不動産価格にある程度左右されてきますので、これに変動はあります。実際に私たちが24年度、県あるいは最後には総合事務局に事業計画の承認をいただくのですが、約33億の保留地処分を資金の上では考えているということです。ですから説明をしますが、あくまでもこの実施計画書については地権者用に縦覧してもらって、永久縦覧ですのであとで質問が出てくる価格についても全部公表で全地区が永久的に縦覧できるシステムで地権者あるいは住民に対しても公表しながらやっていく事業になっていますことご理解をお願いします。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 それでは次にいきましょう。答弁は③ですよね。まだ具体的にはできていない、これから県と調整協議をしていくと先の答弁でした。それでは皆さんが今、区画整理事業をするなかにおいて国庫補助がもらえない事業も入っているのかどうかお答えください。 ○議長 中村 勝君 赤嶺一男区画下水道課長。 ○区画下水道課長 赤嶺一男君 それではお答えいたします。先ほど部長から具体的に26億円ぐらいの増額を見込んでいるということで、実際に今の社会情勢が非常に土地評価、 用地単価に関連してきますのでどうしても国の支援、例えば補助対象路線外も都市計画道路から接続しておれば認めてあげましょうという国の転換もございまして、結局この地区については今まで認められなかった補助路線が津嘉山ハイツの所ですがこれが認められ、補助路線として約26億円の増額を国が支援することになっています。社会情勢に応じてと言いますか、非常に右肩下がりで用地単価が下がってきておりますので国の支援がこの補助対象路線を変更しながら、なるべく国の予算を投じてこの地区の支援と言いますか全体的な国の支援をいただくという各地区そのような対応をしております。 ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ★【 検 索 】に戻る ○4番 花城清文君 確認をするが、皆さんが今進めている事業は全て国庫補助事業の対象になるということで理解していいか答弁を。 ○議長 中村 勝君 赤嶺一男区画下水道課長。 ○区画下水道課長 赤嶺一男君 お答えするのですが、あくまでも全部が国庫補助事業ではなくて、路線ごとに対象路線が決められておりますので… 〔「休憩願います」の声あり〕 ○議長 中村 勝君 休憩します。 休憩(午後1時14分) 再開(午後1時15分) ○議長 中村 勝君 再開します。 ○区画下水道課長 赤嶺一男君 認識の違いなのです。住宅に接する6メートル道路は一般的には補助路線ではないのです。この路線については、保留地処分金か用地対応費で造ってくださいねと。土地改良事業、農林の事業は造成事業も全部補助が付くのですが、区画整理事業の場合は造成についても補助がないのです。用地対応費かこの保留地処分金あるいは公園公管金を充てていく、道路事業で全部が補助路線ではないということですね。6メートルまで全部補助路線ですかといったら、正式では違いますよということになるのです。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 意味がよく分からない。具体的にはどういうものが補助事業なのか。今、6メートルがどうこうとそれは道路整備のことなのでしょう。まさかよもやそういうことはないと思うが、皆さんは他の自治会から農道の整備をしてください、道路の拡張をしてくださいという質問があったときに国庫補助が付いたらやりましょうというのが今まで全ての皆さんの答弁なのでしょう。津嘉山が補助は付かないのに道路整備で町の事業費が入るとしたら、これは不公平と言わざるを得ない。それは違いますかどうか答えてください。 ○議長 中村 勝君 赤嶺一男区画下水道課長。 ○区画下水道課長 赤嶺一男君 それではお答えします。まず区画整理事業はある地域を全部区切ってその地権者で、それと補助対象路線あるいは対象外の路線については皆で減歩をされて、その減歩の保留地処分をしてお金を生み出して作る。それから造成もそうです。もちろん、12メートルとか幹線路線は国の補助が90パーセントなど付きます。しかし、6メートルについては皆で造りましょうということです。もちろん町行政も支援しますけれども、単独の持ち出し分というのは補助事業費、公園公管金などをもらう以外は保留地処分金、残りは行政が持ちましょうということになっており地権者で減歩されたのが道路用地も生み出していますし公園も生み出していますし、それから各地権者の造成もしっかり利用できるような宅地に生まれ変わりますので他の事業とは違いますよと、この地区全体でのまちづくりということです。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 行政運営で公正公平に全自治会が受けられるようにやって欲しい。同僚議員が先だって質問したときも国の補助が付いたら道路整備しましょうという答弁だったと思う。これまでの答弁もそうですよね。そういう意味で、特別な所に造るのではなくて、どこがやろうが公正公平な事業実施をして欲しい。そのことを申し上げておきます。 それでは次にいきましょう。他の自治会の負担金については届いていますのでそれで了解をします。 3にいきます。先ほど町長が答弁をされましたその資料をあとでコピーしてください。それは了解してくれますね。では、①ですが、私が知っている範囲内です。町長が今役員をしておられるのは県の町村会の会長です。そして南部水道の管理者、東部消防の管理者、そして南部広域行政一般廃棄物の最終処分場の管理者、そして現在豊見城にある火葬場、ちょっと名称を忘れましたがその管理者もやっておられるかな。今、町長がやっておられる外部団体の役員全てを明らかにしてください。そして、そこからもらう給料がいくらなのかそれも明らかにしてください。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 町村会の会長として、また充て職などあるものですからその充て職等においては資料を見なければ分かりません。そのなかにおいて参加できるもの、充て職であって事務局が参加するべきもの、会長が参加するべきものとかいろいろありまして、実際に行っているのは30前後だと思っています。それ以上はまた状況等においては、町村会の事務局が対応するなりそういう面においては参加していないということも聞いています。それはお伺いを立てるものですから、そのときにおいて町の事業等において重なった場合にどちらを優先すべきなのか、本人でなければいけない部分、また代理で良い部分とありますので資料に200ぐらいあるとしていますが実際に行っているのは30前後だと思っております。残りは充て職のようなかたちであり、さらに給料等においては私も計算をしたことがないし、また南部広域、南部葬斎場のあれは管理者であり、管理者は南部広域の一環で市町村長は皆管理者になっております。管理者は那覇市長、そして副管理者は私と久米島町長、そして残りまた皆管理者であります。私がはっきり分かっているのは、那覇・南風原クリーンセンター、東部消防、さらに南部水道、そして昨年度からし尿処理でお世話になる東部清掃、これが公の部分だと思っておりますが、細かい点については資料等を見なければ私自身も役職等把握していないことをご理解お願いしたいと思います。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 総務課長か総務部長、あとで町長の役職、それとどの団体からどれだけ給料をもらっているか資料をください。その要求をしておきます。 ②ですが、町長は町民を優先にと答弁をされました。そして役場の職員にも迷惑をかけていないという答弁でした。私の聞いた範囲ではちょっと町長と違う感触を持っています。例えば予算の調整であるとか町の大きな事業で町長と調整しなければならない、その日程を取っているが、なかなか町長との日程調整ができない、取れないということでキャンセルなどさらりと言うことを聞いています。内部ですからそれは十分話し合いができることだと思うが、職員もやはり町長のしっかりした指導の下に仕事をしていきたいと思っている。そういう職員だと思っていますから、しっかりとした指示指導ができるように職員については時間をしっかりとってもらって職員に対して応えていただくようにお願いしておきます。 もう1つあります。町長は町民優先ということでこれも話をされていました。それでは伺います。私は12月議会か9月議会に、絣振興のために絣組合の皆さんと話をして絣の振興策について互いに協議をしてみたらどうですかと質問しました。町長はやりますという答弁でした。しかし、絣組合の話を聞いてみますと前理事長の時代から町長の顔を見たことがない、町長と話合ったことがないとのことでした。それは事実ですかどうですか。答えてください。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 絣組合のこれはやはり地場産業だというかたちで何回か今の野原理事長と役場の応接間で話し合いをやっております。しかし、具体的に時間をとってということに対して向こうから町と一緒にやりましょうということは聞いたことがない、しかし絣組合の理事の皆さん方とのやり取りは何回もやっております。そのなかにおいてやはり私たちも地場産業育成のためには力を貸していきたいと話をやっていることもご理解をお願いします。 ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 町長はやっているとのことですが、相手はやっていないと聞いています。ですから、町長は町民を大事にすると、絣を打つ人を大事にするその姿勢は立派だと思います。そういう意味で絣組合の皆さんと、どうか6月定例会までにきちんと話し合いをしてもらいたいがどうでしょうか。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 絣組合の理事の皆さんと、生産者の皆さんと話し合いの場を設けるのは大事だと、また設けることによって知ること、また絣組合の皆さん方に私がいつも自ら動くことだと申し上げておりますので、その気持ちは忘れずにいろいろな角度から絣振興のために話し合いも進めていきたいと思っております。 ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 具体的なやりますということではなかったが、6月までに絣組合の皆さんと話し合いをすることができますかどうか答えてください。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 私は日程が取れますので、絣について話し合いをやりましょうということは当然やってまいります。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 だんだん時間がなくなって、それでは次にいきましょう。④南部のごみ最終処分場についてです。私が心配しているのは、その管理者を町長がおやりになっていることです。先にも申しました南風原は最終処分はなしとやっています。南風原の町長が、何ら町民が利益を得るとか不利益を受けるものではありません。ですから、心配している一つはサザン協というのがあるそうですね。サザン協は任意団体でそれは今後も継続していくと話がありますが、その最終処分場の管理者である町長とサザン協が残るのでしたらそこでの意見調整、協議というのは誰が責任を持ちますか。答えてください。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 南部広域行政組合においてサザン協があります。その以前は南廃協で名称変更をしてサザン協に変わったわけですが、その南部行政組合の中にサザン協という部があります。その課の設置においては、行政組合の補助事業を得るため広域の事業を得るため、南部広域に立ち上げると言うよりは今ある行政組合の組織を活用してそのなかで国からの補助事業をやるための組織であって、その行政組合の中のサザン協、このサザン協は南部行政組合の中にありはするが職員が派遣されたり事務費等においても別個に予算が計上されております。その最終的権限というのは、最後の議会は南部行政組合に出てくるわけですがその以前に、最後の行政組合に迷惑をかけないように課で、サザン協で責任を持ってやっていくかたちだと私は捉えております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 では次に文化センター、中央公民館駐車場の整備の問題です。現在、135台の駐車スペースがあるようですが、周囲が切土でするとしたら厳しいという答弁でした。それでは伺います。総合計画のなかに新たな集客施設の集客にあっては状況に応じてまとまった駐車場の整備を促進するとある。それとは何が違いますか。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 ただいまのご質問にお答えします。総合計画には、新たな集客施設の集客に当たっては、状況に応じまとまった駐車場の配置を促進しますと掲げてあります。こちらに書いているとおり、現状の集客施設においては必ずしも十分ではないことがありますので、状況に応じて集客施設の駐車場の配置をしていきますということでうたっております。 ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 あなた方は2月13日の審議会のなかで答弁している、それはご存知ですよね。読みましょうか。中央公民館の必要台数を確保したいという答弁をしています。そして今後、旧福祉センター側への道路が整備されるのでその周りで整備をしていきますと答弁しています。今の皆さんの私に対する答弁と総合計画の審議会に対する答弁と違うのではないか。答えてください。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 お答えいたします。審議会での答弁については、第1回の答弁で、新中央公民館の駐車場について大きな大会があるときは既存の駐車場を活用したいと考えておりますということであるとおり、現在右側ではなくて既存の社会福祉協議会につながる部分を駐車場として活用していきたいと答えております。以上です。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 4番 花城清文議員。 ○4番 花城清文君 もう一回答弁を見て。あなた方が審議会に答弁したものをもう一回見て。そうではない。福祉センターの駐車場を活用しますということは言っていない。駐車場に通ずる道路を整備するからその周りに駐車場の整備をしていきますと明確にあなた方は答えている。現在の駐車場を確保するということでは言っていない。もう一回、その答弁書を見て検討してください。絶対的に駐車場が少ないということですので、今後宿題として検討されるように申し上げておきます。 職員の精励に関するものは、町長は検討するということですが、那覇市は既にやっています。那覇市は年間20名から30名表彰しているそうです。隣接の那覇市はそういうことをやっているので、ぜひ職員を褒めてください。町民のために仕事をしている職員は褒めて、そしてその職員を伸ばすような、全職員を伸ばすような策をぜひやっていただくようにお願いし質問を終わります。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 通告書のとおり順次発言を許します。13番 玉城 勇議員。 〔玉城 勇議員 登壇〕 ○13番 玉城 勇君 皆さんこんにちは。通告書にしたがい質問をさせていただきます。1点目に沖縄振興特別推進交付金、一括交付金についてでございます。(1)南風原町の配分額6億6,000万円について当初予算に1億円が予算化されていますが、残額の5億6,000万円についてのメニューは検討しておられるかお伺いします。(2)新事業メニューとして町民から公募することはできないかお伺いします。(3)複数年に及ぶ事業については、基金化もできるようにするとあり、それによりメニューも広がると思うが検討されるかお伺いします。(4)均等割5,000万円となっているが、他の金額の提示および検討はなされたかお伺いします。(5)事業に対して10パーセントの負担があるが、県は支援の方向性が出て裏負担に不安を持つ小規模町村も安心していると言っておりますが、県との調整について順調にいっているかお伺いします。 2点目、観光地形成促進地域指定についてお伺いします。沖縄県の自主性、自立性を高める観光から地域実状に密接に関連する観光振興の推進に係る地域制度については県知事が地域を指定する。そこで南風原町も同制度を検討し地域指定を受け、観光産業を育成推進すべきであると思うがどうかお伺いします。 3点目、東日本大震災からはや1年が過ぎました。死者1万5,854名、行方不明者3,155名、合計1万9,009名の被害が出ました。皆様のご冥福をお祈りいたします。また、未だに34万4,000名あまりの被災者が仮設住宅などで生活を強いられています。その方々のことを考えてこの質問をいたしました。東日本大震災による災害廃棄物の広域処理についてお伺いします。東日本大震災においては、大規模な津波による膨大な量の災害廃棄物が発生しており、これらの処理は復旧復興の大前提であることから速やかに処理をしなければならない。 〔玉城 勇議員より「休憩願います」の声あり〕 ○議長 中村 勝君 休憩します。 休憩(午後1時43分) 再開(午後1時43分) ○議長 中村 勝君 再開します。 ○13番 玉城 勇君 被災地の災害廃棄物の処理をいっそう進めるために、南風原町としても広域処理に関して積極的に対応すべきと思うがどうかお伺いします。 4.土地改良区の道路整備について。南風原町内の各土地改良区において道路の未整備箇所が見受けられるが整備計画がないかお伺いいたします。以上、よろしくお願いします。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 お答えします。まず沖縄特別振興一括交付金でありますが、これについては平成24年2月28日に職員向けの説明会を開催し職員から随時案を募集しております。また町民のためになる事業が展開できるように職員一致団結して交付金を活用するようにということで、所管においてはいろんな団体等に事業の要望等話し合いをするようにやっておりますのでそのようにお願いしたいということです。 (2)職員に対しては町全体の視点で捉えるように6億6,000万のうち約1億は予算計上しているわけですが、残り5億6,000万についてもメニューを全庁職員体制でその取組をするよう指示をしております。 また、2点目の新規事業メニューとして町民から公募することはできないかでありますが、各課で関連する商工会、社会福祉協議会、学校の校長会なども沖縄振興特別交付金について概要を説明し広く案を募ってもらいたいと説明しており、各種団体からの案は担当課をとおして検討していきたいと思っております。やはり議員がおっしゃるように、この一括交付金は今年沖縄が初めてでこの運用等においても注目されていると思いますのでぜひいろいろな角度から進めてまいりたいと思っております。先だっても輿石幹事長が見えたときに、この重要度が国・県目線ではなくて住民との接点になっているのは市町村長だと、市町村の声を十二分に聞いて予算計上できるようにと申し上げております。そういう問題等においては、一番住民が喜ばれるような事業の活用をお願いしたいということで強く申し上げておりますのでそういう意味も踏まえて、特に教育、また人材育成のために地域の伝統芸能等においては集落間の伝統行事も持っております。こういう部分等に活用できるということでまだ趣旨ははっきり理解できないわけですがしかし、幹事長においてはぜひ沖縄の人材育成のため伝統芸能を継承発展させるために小さい時から受け継いでいくことも大事だからそういうことにも活用できるように、また私たちもまとめて情報を町民、各種団体の提言を受けてこれらを網羅して進めていきたいと思っております。 3点目。この基金化については、今まで検討しておりませんが、一括交付金の基金創設が可能であると報道されておりますし、要綱等から明らかになった時点で基金の創設が可能であれば勇議員がおっしゃるようにメニューが広がりますので即検討してまいりたいと思っております。 (4)均等割5,000万円となっているが、他の金額の提示および検討はなかったかでありますが、一括交付金の市町村間の配分においては県知事、各市町村で構成しております沖縄振興会議で決定されました。その決定のなかに生産年齢人口や夜間人口、財政力など、また老齢化と過疎地域等いろいろな角度から論議がされて様々な意見が出ましたが、いろいろな角度から出されての決定であり、また他の金額は特にありませんでした。尚、沖縄振興会議において県と市町村間の配分は先ほど申し上げた事業の進捗状況を勘案しながら、大きな事業がないが故に全額は使えないという市町村、またはもっと活用したいという申出もあろうかと思います。これについては、年度途中においても柔軟に対応できるような変動性の配分であるとご理解をお願いしたい。またそういうことを考えますと、むしろ市町村職員、また町民一体となっていろいろな角度から配分された額以上に活用できるような方向で一生懸命やることも大事だと思っております。 5つ目に裏負担に不安を持つ小規模町村もありますが、勇議員がおっしゃるように市町村においてはせっかく一括交付金の配分枠も決定したのにこれを活用できない場合もあり得ると、そういうことになると返上しかない。そのような10分の1の裏負担も厳しい状況で起債ができない市町村が出てこないとも限らない、そうなっては困るということでこれに対して県から何らかのかたちで支援をお願いしたいと申し上げたら、県、市長会、町村会も一緒になって確認事項として財政的に厳しい町村においては手助けをするように県も確認されております。そういう意味でこの一括交付金は皆に喜ばれるかたちで進めていきたいと思っております。 2点目の観光について詳しいことは担当からお答えさせてもらいたいと思っております。 3点目の東日本大震災廃棄物の広域処理についてでありますが、これについては昨日も申し上げましたように復興のために手助けをすることは大事だと、ただしがれき処理については放射能に汚染されていないものでなければいけないと、放射能に汚染されているような状況であれば県民、町民、地域住民も理解できないものだと、汚染されていないものであれば私たちも復興のためにやる姿勢を持つべきではないか。しかしながらこのやる姿勢を持つなかにおいて国・県からの正式な内容等話し合いを持ち、その状況いかんでこの部分はうちの処分場で対応できる、この部分はできないとこういう精査、そしてまたがれきの搬出、輸送、搬入と受入する場合においてのチェック体制は国が責任を持ち、また県だけではなく民間もいろいろな科学的・医学的見地から検査をして、汚染されていないものであれば受け入れるという姿勢を持つべきではないか話し合いをすることは大事だと思っております。そういうことにおいて進めていきたいと思っております。 4点目の道路整備については、担当からお答えさせてもらいたいと思っております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 赤嶺 勤経済建設部長。 ○経済建設部長 赤嶺 勤君 それでは私のほうは2(1)と4(1)について答弁してまいりたいと思います。 まず2(1)沖縄振興特別措置法の一部を改正する法律案の概要説明が3月13日にありました。今までの観光振興地域制度というのは、沖縄振興開発特別措置法の改正により平成10年4月に創設され、観光関連施設の集積を図り質の高い魅力ある観光地の形成を図る目的で制度化されておりました。主務大臣の同意の下、地域指定を行い、現在、17地域が指定されているようです。今回の沖縄振興特別措置法の一部改正で新制度として観光地形成促進地域制度(仮称)として高い国際競争力を有する観光地の形成を図るため、国内外からの観光旅行者に対応した観光関連施設の整備を促進する目的で沖縄県全域が対象となり県知事が計画策定の上、地域指定をするようでございます。地域指定されると措置内容としまして、地方税(固定資産税等)の課税免除に対する地方交付税による減収補てん措置が受けられることになるようでございます。南風原町の観光振興に必要な制度の一つとして関連課と調整いたしまして、沖縄県と事務調整を今後進めてまいりたいと思います。 4点目、農道整備です。ご指摘の道路は、与那原町に隣接し宮城土地改良区域内として土地改良事業で整備された道路でございますが、現段階では道路延長や周辺の土地利用等から考えますと、補助事業での整備は難しいと判断されますが、今後整備改善が可能かどうか検討してまいりたいと思います。以上で答弁といたします。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 それでは、順を追って質問をさせていただきます。まず1点目の沖縄振興特別推進交付金の南風原町分についてでありますが、町長からは職員からの募集あるいは各種団体等から募集を検討しているとのことでございますけれども、まだ要綱が来ていないということもありますが当初からこの交付金は沖縄の振興に資するソフト事業。ソフト事業であればほぼ全ての事業がクリアできるという説明も受けておりますけれども、本町としてはできるだけ24年度の予算で使い切っていただきたいということで当初あったと思います。最近においては基金化もできるように検討されているとのことでございますけれども、やはり今回の沖縄振興特別交付金については、全国が沖縄県を注視している状況もございますので南風原町に限らず沖縄県全てが県も含めてこの803億円についての事業化を進めなければいけない。そのなかで本町が6億6,000万という金額が決定されているわけですけれども、内容についてはあとで再質問しますがその検討について今の町長の答弁ではまだまだ弱いのではないか、もう少し踏み込んだ、町職員だけじゃなく、各団体だけじゃなくていろんな方面にそのメニューの検討は依頼すべきではないかと思いますけれども、そのへんについてもう一度答弁をいただきたいと思います。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 それでは、お答えいたします。先ほど答弁しましたが、各課をとおして商工会、社会福祉協議会、校長会などに各種事業を広く募集しているところでございますが、今現在、各課からもいろんな問い合わせがあります。これはできるのか、あれはできるのか、これはどうかということで問い合わせはたくさん来ております。しかしながら、こちらではまずとにかく出してくれという姿勢を取っていまして、これは駄目だということではなくてとにかく提案してくださいという状況となっています。本格的に各課から上がってくるのも今議会終了後4月前半からまたさらに動き出すことが考えられますので、そのときにはどういったことが広く募集とかできるか検討し事業化していきたいと考えております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 それでは4月からとのことで、早い時期に進めていただきたいのですけれども、募集をされてメニューを決定してさらに本年度事業執行していくと想定した場合に、何月ごろがこの調整の目処になるのかその期間を検討されているのであればお答えいただきたいと思います。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 それでは、お答えいたします。この事業はまだ国で交付決定などされておりませんので具体的なスケジュールは決定されていませんが、早い段階で動きまして県をとおして国に出すのが6月ごろとなるかと予想しておりますが、この事業につきましては繰越ができることになっております。早い段階で事業化して進めていきたいのですが、時期的にずれた場合にはそのつど、4月、5月と早い段階で補正予算計上していきたいということで、まだ見えない状況ですので現在はそのような考えを持って進めていきたいと考えております。 ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 それでは、スケジュール的に6月までには確定をして6月に提出する。事業には大きな事業と短期間で消化できる事業といろいろあると思いますけれども、ぜひその提出の時期を念頭に置きながら調整をしていただきたいと思います。2点目に移ります。 新事業のメニューとして今、町職員あるいは関係団体からいろいろと応募いただいているとのことでございますけれども、そこに質問しています町民からの公募の検討はされておられませんか。それから、町民にもいろいろな企業などがございます。南風原町に関する全ての所からの募集も必要ではないかと思うのですがいかがですか。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 今現在は、各課をとおして各種団体への問い合わせが一番早いのではないかということで広くやっているところであります。一般の方全て、町民全てに広げていくのが可能なのかどうか、その手法がいいのかどうか今後進めていくなかで検討していきたいと考えております。また、先ほどの質問で6月ごろとお答えしましたが、6月というのは町から出すものではなくて、国がその事業を交付決定する時期が6月だと予定しております。以上で答弁を終わります。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 少し戻りますけれども、6月決定ということは町での確定はいつになるわけですか。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 国のスケジュールにつきましては、6月ごろ交付決定されるだろうと予想していまして、そのためには5月前半には県への提出があると考えられますので、4月中には第一段階として提出するための取りまとめを行っていきたいと考えております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 では進めます。このメニューについては、当初は2月ごろから早めに進めたほうがいいのではないかという提案があったと思います。それを受けて4月にはほぼ、新年度を迎えたらスタートできるようなスケジュールがあったと思うのですけれども、それはクリアしながら進めていますか。それとも4月県に提出というのは町民の意見はまだ聞いていないことになると思いますけれども、それについてはどのようになっていますか。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 今現在、県に提出して調整して既に南風原町としてやっていくと回答している事業としては、今回予算計上しております1億円を活用した事業で、こちらのほうは進めていきますということでやっておりますが、それ以外の5億5,000万円については、事業化の検討、各担当部課から上がる準備をしている段階でありまして、これについてはこれから取りまとめ、出す事業全てではなくて多くの出された事業のなかから町の方針、また町民ニーズの高いものから事業化していくことになっています。1億円以外の事業については今後取りまとめをしていくと予定しておりまして、町民の意見としましてやはり町民ニーズの高いものを優先して提出することになります。そういう考えで事業化を図ってまいりたいと考えております。 ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 それでは、町民のニーズを求めるのであれば、町のホームページに掲載しているのかどうか分かりませんけれども、町民に周知することを徹底していく。今回の特別推進交付金というのは初めてのことでありますけれども、町民あるいは県民全てが注目している交付金でありますので、自分たちの町の公共事業について自分たちが参加できる環境を作るのが行政だと思うのです。ですから、各課の担当者が町民に対してそれぞれの声を引き上げる、そういう行動が必要だと思うのですが、期間は短いのですけれどもこれはぜひやっていただきたいのですがどうですか。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 それでは、お答えいたします。ただいまご質問のありました町民からの意見を募集することができるのかどうか、これは事業の性質上いろいろ総合的に判断して、ホームページ等を活用して町民へ事業の募集ができるのかどうか、やるのではなくて、できるのかどうかまず検討させていただきたいと考えております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 その行動、できるのかどうかではなくて、皆さんは拾い上げた意見を精査して決定していくわけです。それはその段階でできるわけです。まずは町民の声を引き上げるのが大事だと思うのです。そこから調整すればいいのです。今から町民からの声ができるかどうかではないのです。まずやって、それから調整していく。これだと思うのですが、いかがですか。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 お答えします。町民ニーズを募ることは行政として一番大事なことと考えておりますが、事業としてこの事業そのものができるかどうか、町民に声掛けというのですかこれができるどうか検討させていただきたい。町民ニーズを把握するためのものは可能、できるとは思うのですけれども、そのやり方について検証させていただきたいと考えております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 2月からスタートしている事業に、これまでそういう判断はしていないというのはやはりちょっと遅い気がします。町民が上げる意見を全て実施しなさいではないのです。それぞれ各課の担当で調整をして振り分けすればいいのです。それはもう今回成功しないと来年以降続かないわけです。ぜひ全国が注視をしているこの事業に対して、南風原町としても沖縄県を代表して南風原町はこういう事業をしています、やりましたというのが出てこないと行政だけの判断では町民は満足しない。ですから、町民の声をまず聞いていただいてそれを調整していただきたい。ソフト事業でありますから、これまで町民が求めていたものがいろいろとあると思うのです。それをぜひ検討していただきたいのですが、できるかどうかではなくやるということでもし答弁できたらお願いします。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 議員がおっしゃるように町民ニーズというのは私たち隔年ごとに地域行政懇談会もやっておりましたし、議員の皆さん方からの要望等、さらにまた地域を代表した区長会の要望等ありますのでこの蓄積されたもの、単独事業であり財政が厳しいからできないとした事業も多々ありました。まず今年は、一括交付金が決定されたのが短期間だと、そして要望も設定されるのが今からだということを考えますとやはり今までの蓄積された住民からの要望等いろいろと把握されておりますのでそれを精査しながら、今回生かしながらまたこれを単年度で終わるのではなくこの事業は10年間は継続してもらいたいと強く要望しておりますのでこういう面では生かしていきたい。最初の手段として、住民要望を汲み取ったかたちで今回の提案も考えていきたいと思っております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 今の答弁のようにぜひ町民の意見を聞いていただきたい。それから、担当においては、これだけの期間があったわけですから、国・県への皆さんそれぞれのパイプがあると思いますので、事前に調べておくというのも大事だと思うのです。要綱が来てからどうしようではなく、やはり前もって情報を収集しておく、要綱が来たらさっと計画ができるようなそういう前もっての取組が必要だと思いますのでぜひ今後このへんも含めて検討しながら、今回の事業を町民が喜ぶような素晴らしい事業を計画していただきたいと思います。お願いします。 それから3点目の基金化については、素晴らしいメニューができると思いますので、数年でできるようなそういう事業もぜひ検討されて基金を積み出ししながら事業を進めていっていただきたいと思います。 それでは4点目に移ります。均等割5,000万についてでありますけれども、仮に1億になると離島町村がもっと潤っていくと思っていたわけですけれども、裏負担の10パーセントを県の3億の中から捻出できるのであれば小規模町村においてももっとボリュームのある事業ができるのではないかと思うのですけれども、そういう話し合いがなされていなかったのかどうか。20パーセントでありますけれども、10パーセントは特別交付税で10パーセントが裏負担で、この10パーセントも県の分から町村の裏負担分を捻出していく、そういう話し合いはなかったのかどうかお聞きしたいと思います。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 それでは、お答えいたします。ただいまのご質問に関して、県と市町村、県内市町村の配分額が決まったのが2月であります。それ以降、国会の審議のなかで財政力の弱い町村において負担分の10パーセントを県の交付金で補てんするというようないろいろ出てきたのがこの3月になってのことであります。ですから、2月の段階では100のなかの80パーセントが一括交付金で10パーセントが市町村負担、残り10パーセントは後年度に交付税で補てんするということがありましたので、その事業の実施年度については20パーセントの持ち出しがあります。その2月の時点ではその20パーセントの負担があるとあったものですから、この5,000万円以上の均等割の議論はありませんでした。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 今の質問ですね。県のほうに裏負担分を持っていただくという話は、2月の段階はなかったのかどうか。それから、303億の配分についても各市町村とも非常に注目したわけですけれども、36.1パーセント約109が町村分ですね。逆に市の分が非常に多いわけです。確かに財政力から考えますとそうなるかも知れませんけれども、こういうときに離島を助けていくと、離島の船舶を一括購入するとか、本島よりも離島のほうがこういう経費が嵩んでいると思うのですけれども、そのへんの話し合いはなかったのかどうかお願いします。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 それでは、お答えいたします。2月までの議論のなかでは、この交付金は会計検査対象の事業であるということで、8割補助の残り2割はその年度に当該市町村で負担することが基準だということで議論は進めてまいりました。議論のなかで提案としてこの部分を県の交付金でできないかということもありましたが、実際に補助金適正化法に基づく交付金であるために難しいのではないかということで県への交付金を使って市町村に振り分ける議論は終わりなくなっております。また、離島の市町村におきましてはもっと大きく使えるのではないかとありますが、そのときにも議論はありましたがその離島振興については県が県の交付金を活用してやっていくということもありましたので、今回の配分額で決着が付いているということになっております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 ではこれは終わります。2点目の観光地形成促進地域指定についてであります。先ほど部長からの答弁もありましたが、これは南風原町が23年度からスタートしています観光地化していこうという窓口も設置しております。ちょうどいい時期にこの事業が出てきております。おっしゃったようにこれまで策定は県が行いますが大臣の同意が必要でありましたけれども、今回は沖縄県知事が指定できるというように非常に緩和されています。この時期にこの事業を取り入れるための調査をやっていただいて、先ほども答弁がありましたがもっと詳しく事業者の皆さんに南風原に来たらこの措置、減税があるわけですのでこういった措置が何パーセントできると、あるいは投資税の減額、事業所税の特例とかこういったものをぜひ文書で出していただいて、南風原町含めて南部地域で大掛かりなこの事業を行い指定が受けられるような、なおかつこの建物によって集客施設の集積等ができないかどうかを検討していただきたいと思いますけれども、今後の検討としてはどうなりますかお聞きしたいと思います。 ○議長 中村 勝君 赤嶺 勤経済建設部長。 ○経済建設部長 赤嶺 勤君 基本的には議員ご所見のとおりで考えておりまして、県の説明も3月中旬で情報が行き渡っておりませんので、役場内でまず議員ご提案の各関係部、町内の方々にも情報提供しながら、あるいは南風原町のまちづくり以外に例えば教育委員会の文化課あるいは観光に係わる商工会などいろいろなエリアを交えて協議しまして、指定に向けて県に提出していきたいと考えています。それ以外に、その場のなかで議員ご提案のとおり各団体ですか声をかける必要があるかどうかについても検討してまいりたいと思っております。基本的には今からということになりますので、そういうことでご理解をよろしくお願いします。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 それでは、南風原には絣産業と農業がありますので、この事業をうまく活用していけば沖縄観光をさらに拡大していくと、そのために南風原町も活性化していくことが想定できますので、ぜひ強力な布陣をしいて取り組んでいただきたいと思います。 それでは、3点目に移ります。東日本大震災による災害廃棄物の広域処理についてでございますが、先ほど町長より良い答弁をいただきました。話し合いをすることが大事であると、進めていきたいということであります。それは那覇市と南風原町両市町で組合がありますので、組合の意見も聞かなければいけない。那覇市がどういう状況なのかもし確認を取れているのであればお答えいただきたいと思います。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 このがれき受入処理の問題等においては、新聞報道で前向きに検討することを申し上げまして、那覇市長と調整したのではなく新聞報道で前向きに検討されているのだと聞き、後日お会いしたら受け入れるにはがれきが放射能汚染されていないもの、それからそのチェック体制も基準を設けてやっていけるような状況であること、これがクリアできるのかどうか、汚染されていないものであることを基本に設けて、私たちの焼却炉、最終処分場等においては受け入れが支障を来たさないのかどうかチェックしてはじめて地域の皆さん方、議員の皆さん方の理解を得てこれにゴーサインが出るものだということです。私たちが受け入れるまでには相当にハードルが高いかと思いはしますが、国から示された内容、県から示された内容を話し合いながら進めていかなければ東北の復興のためにはならない、最初からノーではこれで終わりかも知れませんがしかし、手助け、助け合いの気持ちを持つのが私たちの心情だと那覇市長も同じような気持ちでありました。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 ありがとうございます。私たちは昨年の11月に各委員会で現地である宮城県仙台市、津波による災害地域の視察を行いました。現地の住宅跡地と言いますか建物がほぼ全て流されております。残っていたのは屋敷境界の基礎あるいは建物の基礎部分だけの状況でありました。その災害で発生したがれき、建物のノブや柱あるいは台所の道具などいろんなものが山積みされてあちこちに大きなごみの山ができておりました。それを見ますと、やはり全国で災害廃棄物を処理してあげて、一日も早い復旧復興に向けて協力していかなければいけないと強く感じました。それで福島の放射能とは別に、あくまでも津波で被害を受けたあの災害廃棄物を全国で処理してあげたい思いでありますので、これについて町長も那覇市長も放射能がなければ受け入れをしたいというのを伺っております。ニュアンスは違うかも知れませんけれども、全国民が同じ思いを持ってあのがれきを見ていると思います。今、宮城県では1年で処理する量の19年分ある、ですから地元で処理ができない。岩手でもそうです。1年で処理する量の11年分ある。もちろん、現地では仮の焼却施設を建設してそこで焼却しています。また、リサイクルも進めています。廃材等はチップにしたり、いろんなリサイクルをしながらやっていますけれども、そういったもの全て含めてもまだ7パーセントいっていない。一年間でそうですので、全国で協力し合っていけば一日も早い復旧復興が可能であると思いますので今一度その両県の県民に対してあるいは被災者に対して自分たちにできることをぜひやっていきたいという思いをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 お答えします。今、勇議員がおっしゃったように私たちも町村会、町長として31町村長で東北3県を訪問してまいりました。現地を見ますと本当に言葉が出ないような状況だという思いは私も同感であります。その思いがあるがゆえに、また一番深刻な福島の原発、放射能で汚染された部分等これが大きな問題であります。私たちは放射能に汚染されていないものかチェックをしながら、また海水による塩分を被ったがれき等においてもいろいろな支障があると聞いておりまして、こういう問題等が焼却時に問題ないかどうかチェックしながら、専門的・医学的・科学的なチェック体制が整ってはじめて受け入れる姿勢で調整してまいりたいと思っております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 町民含めて全ての県民がそうだと思います。ただ、感情的に受け入れるものではない。やはりチェックをしなければいけません。放射能があるかないかもチェックしなければいけない。それをやはり町民がある程度理解できる状況のなかでの受け入れだと理解しております。そのように進めていただきたいと思います。それで現地ではこのがれきが手作業で分別されているのですね。要するにコンクリート、ブロック、レンガ、瓦、ああいうものは現地で埋め立てをする。燃やせるもの、ほとんど木造住宅ですので木材が多いです。そういったものは海水を被っておりますので炉を傷める可能性もあるだろうということでありますけれども、実際には除塩と言いますか海水を水洗いしながら塩分を落としている。手作業でこういう作業をやっているわけです。そういったもののDVDが作成されていて見ましたけれども、きれいに分別されていてなおかつ海水を水洗いして送っている。もちろん、東京都もそうです。青森も山形もそうです。そのようにされています。また、炉を傷めるあるいは最終処分場が早めに埋まってしまうとかそれについては国で援助をしていくと、炉の修理、最終処分場の新たな建設、そのへんはその予算のなかから振り分けできると言っておられますので心配しないで受け入れができると思います。それから、沖縄県で受け入れ可能なのが3施設しかないと言われています。那覇・南風原の施設で450トン処理できます。それから浦添の施設が150トンあります。それから倉浜衛生施設組合が309トン。そこに溶融炉がそれぞれあるわけです。焼却施設だけではなく灰溶融炉があると、そういう所がベストな施設であると言われております。そのなかで那覇・南風原の環境施設組合では150トンの3炉あるうちの1炉が今動いていない、日量処理しているのが270トンぐらいですか。ですから、1炉は空いているわけでありますので、そのへんを踏まえて検討していただきたいと思います。それから浦添は修繕の予定があるとのことですのでそのへんが延ばしていくのかどうか分かりませんけれども調査対象になっているということであります。ぜひ前向きに検討されて受け入れをお願いしたいと思っております。先ほど申し上げたように、調査をして、あるいは放射能もセシウム濃度もチェックをして、なおかつ市民、町民が理解できるところまでの資料を提示して了解いただいて、ぜひ進めていっていただきたいと全国のためにも被災者の皆さんのためにもお願いしたいと思っております。 それから次に、4点目の土地改良区の道路整備についてでありますけれども、先ほど部長からありました補助事業ではできないということであります。宮城の土地改良区、宮平の土地改良区においても土地改良区内の道路であるのですが、たぶんその道路反対側の地主が反対を出されたのかいろんな事情があったと思いますけれども、この協力した地主の皆さんはどうなるのかです。何十年間も舗装されていない道路を利用してほ場に入っているわけです。同じ負担をしているわけですね。11パーセントから13パーセント負担をしているわけです。同じ土地改良区でありながら、この一方については道路舗装されていない。これをどう考えておられますか。 ○議長 中村 勝君 赤嶺 勤経済建設部長。 ○経済建設部長 赤嶺 勤君 農道の整備については、金城議員、大城議員から同じような要望がございました。それで担当課でも先に農道の整備舗装については情報がありましたので、直接担当課で現段階では補助事業での対応は難しいのではないかとの判断で、3議員から要望があった路線については県に確認をしまして、事務レベルで確認をしまして24年度内にできるかどうか精査してまいりたいと思います。情報の結果が出れば議員各位に照会してまいりたいと思います。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 県と協議をしてできるかどうかではないのです。できなければ単独でもやるという姿勢がなければいけないのです。土地改良区なのです。皆さんは、同じ減歩率で事業を入れたのです。そしてその何筆かについては、全く舗装されていない。同じ条件にすべきじゃないですか。それをどう思いますか。 ○議長 中村 勝君 赤嶺 勤経済建設部長。 ○経済建設部長 赤嶺 勤君 もともとの土地改良そのものは、議員ご所見のとおり全部同じ条件だと思います。土地改良後は、当時はコーラル舗装、イシグ舗装でした。後に補助事業で道路舗装整備をしたものですから、この区間だけ縦断勾配がちょっときついのですが約35メートルが道路舗装整備されておりません。ですから、まずは補助事業でトライしてみて、あとはご提案のあった単独財源でとのお話もありますので、他の起債事業などそういった事業も探りながらやっていきます。そのへんはまた企画財政課と十分詰めて、どういったかたちで整備ができるかどうかも今後検討してまいりますので、すぐに単独財源といった判断にはまだ至っていません。今から順を追って精査していくとご理解いただきたいと思います。 ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 土地改良を完了して30年になるわけです。舗装されているのは10年以上になると思います。土地改良区の町道含めてほぼ10年で舗装が全て終わっていると思います。今僕が提案しているのは宮城、そして宮平にも2カ所ありますね。喜屋武や神里、山川にもないのかどうかそれを調べてくれと担当課長にも相談しましたけれども、そういうのがあればこのように長い間こんなに差をつけたのであればやはり地主の皆さんの今後の町への協力についてもいろいろと変わります。ですから、補助事業があるかどうか探る、なければどうするかとそこらへんまで考えていかなければ新たなメニューは作れないと思います。事業を探していくこの姿勢がちょっと弱いのではないか。ですから、24年度ではっきりさせてもらって、できないのであれば単独事業でやると、そういう答えをいただきたいのでお願いします。 ○議長 中村 勝君 赤嶺 勤経済建設部長。 ○経済建設部長 赤嶺 勤君 事業の手順と言いますか今議員がおっしゃるとおり手順を踏んでやっていきますけれども、ただ最終的に単独財源となりますと企画財政課が財政担当となっていますのでわれわれ主管課としてはそのような結果が出れば要望してまいりたいと、私のほうからはそういう答弁に留めておきたいと思います。 ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 では企画財政課長にお聞きします。やはり来ると分かっていたと思いますから、その農家の皆さんの思いを感じていただいて答弁していただきたいと思います。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 では、ただいまのご質問に対してお答えいたします。担当部と上司とも相談をして、その事業だけではなく全体事業もまとめてあるものですから、総合的な判断のなかで検討してまいりたいと考えております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 13番 玉城 勇議員。 ○13番 玉城 勇君 最後に聞くのは町長しかおられませんのでこの件について、町長は日ごろから農家を助けるいろいろな施策をやってきています。土づくりをしたり、蜂を導入したり、やはり同じような農家でありますので、その農家の生産向上のためにも楽しく農業をして、なおかつ所得を上げるためにはそういう施策も必要だと思います。ぜひ町長からこの道路についてのご判断をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 勇議員がおっしゃる農道等、30年前に土地改良をし、また10年前後かその時に土地改良区は舗装をやってまいりました。あのときにどうして抜けたのか。本来なら10年前後の時にやっておけばそういうことはなかったと思うのですが、その抜けた経緯等把握しながら、地権者との問題もあったのかどうかも状況を精査しながらできる方向で、補助事業が活用できれば補助事業、できないような状況であればやはりできる方向で進めていきたいと思っております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 暫時休憩します。 休憩(午後2時46分) 再開(午後2時56分) ○議長 中村 勝君 再開します。通告書のとおり順次発言を許します。1番 玉城光雄議員。 〔玉城光雄議員 登壇〕 ○1番 玉城光雄君 皆さん、傍聴大変ご苦労様でございます。しばらくの間、皆様方のご清聴をよろしくお願い申し上げたいと思います。私、4点につきまして町長に質問を申し上げて明快なるご答弁をいただきたいと思いますのでよろしくお願い申し上げたいと思います。まず、一括交付金の活用についてでございますが、使途の自由度が高い沖縄振興なる一括交付金を活用して、沖縄電力の電線およびNTTの電信電話線を本町全域に電線地中化を図り、電力の安定供給と電信電話の維持発展を図ることができないものかどうか、また本町役場庁舎と全町民(個人)へ情報等の一斉放送や周知徹底が図れる有線親子放送のようなシステムの地中化をし、宮城地内を最優先にモデル事業を実現できないものかどうか、町長の誠意あるご答弁をいただきたい。 2つ目に、これまでの那覇市中心とした広域まちづくりからの脱退について。本町は、沖縄唯一の立地条件が整った地理にあり、那覇市に引けを取らない状況下にありながらも、いまひとつといった本町の姿である。そこで町長の自立に向けた独自の土地利用計画策定で積極的な都市機能設立の立地拡大づくりの行政仕組みを構築し、本町字本部の奥俣原に百年の計に立った大きな目標を立て新しい時代を先取りして発展寄与する20ないし30階建ての商業ビル・産業ビルを推進し将来に大きく向けた日本一の南風原町のまちづくりができないものかどうか、町長の明快なるご答弁をいただきたい。 3つ目に、与那原警察署について。現在の与那原警察署を南部の中心地に移転し、八重瀬町を与那原警察署管内に編入させ、南部広域地域を目視した行政機構改革をなして南部地域の市民・町民に民生の安定した治安の維持徹底を図ることができないものかどうか町長の力強いご答弁をいただきたい。 4つ目に、震災がれき処理受け入れについてでございますが、東日本大震災で岩手、宮城両県に大量に発生したがれき等の災害廃棄物を全国で処理するよう政府が進めている広域処理については、政府はがれきの輸送手段などの面から沖縄除外としていたが、仲井真知事や政府が打診してきた場合は受け入れを検討する方針を研究しようと述べ、それに伴いわが南風原町長も現在の焼却施設は余力がある、同じ国民として手伝えるならば前向きに検討すると述べているが、そのがれき等の災害廃棄物は混在した放射能物質の残留物質が予想されるがその処理場所はどこでどのような方法で処理するのかどうか町長の責任あるご答弁をいただきたい。以上、4点につきまして私の質問をさせていただきます。よろしくお願いします。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 1点目の一括交付金活用についてでありますが、この電線地中化については、観光立県沖縄県の景観確保の観点や台風襲来の多い沖縄県における維持管理においては大変有効だと思っておりますがしかし、下水道の接続と同様に本線と各家庭の電線をつなぐ費用は個人が負担することになっております。町民にも負担が発生してまいります。また、電線類の地中化には1キロ当たり6億円の経費がかかるとも言われており、町全域に電線地中化を図るためには膨大な費用がかかることが予想されます。大掛かりな事業となるため、現在進行中、また計画中の建設事業等の見直しも必要になりますので今現在は事業化するのは大変厳しいと考えております。(2)先ほどの質問とも関連しますが、まず全地域おける電線類の地中化については大変有効な案だと思いますが、多額の経費がかかるため現実に大変厳しいと考えております。 通告書では2点目の与那原警察署についてでありますが、警察行政が行いやすい活動拠点として現在の与那原警察署の場所だと思っております。今後、現在の場所を移転する方針となった場合には、管内の市町村とも議論し活動拠点として最適な場所を提案してまいりたいと考えております。八重瀬町の話もありましたが、八重瀬町においては糸満署でありますので、また糸満署から与那原署に換えることは警察行政の問題であり現在1市2町のなかにおいて移る話は聞いておりません。移る情報を聞いた時点で適正な場所を提案していきたいと考えています。 3点目のこれまでの那覇市中心とした広域まちづくりからの脱退についてでありますが、まさに議員がおっしゃるように那覇広域圏等においては私たち那覇広域圏の都市計画区内であり、それが故にメリット・デメリットがあります。那覇市を中心とした広域圏でありますので本来なら市町村ごとの広域として、また南風原のまちづくりは南風原で一番要望・必要とされているものをやってもらいたいことは私たちも一緒だと思っており、脱退等について今のところ話し合いもしておりませんが、那覇広域圏よりは南風原の都市計画でやったほうが南風原町の本来のまちづくりにもつながるのかと考えております。そして(2)でありますが、本部の奥俣原に20階・30階建てのビルでありますが、本部奥俣原は農業地域振興の農用地区域となっておりますし農振農用地の除外については地権者の意向がまとまらなければできないということであります。仮に農振地が除外されたとしても、市街化調整区域であるために上位計画である総合計画、都市計画マスタープランとの整合性を図りかつ周辺は第一種低層住居専用地域との関連がありますので商業ビル、産業ビル等の推進は厳しいと考えております。 4点目のがれき処理受け入れについてでありますが、これについて私たちは放射能汚染されているものであれば受け入れできません。物理的にできないとし、汚染されていないものであればやはり前向きに気持ちを持たないことには話し合いもできないし、聞く耳を持とうということが私たちの基本であることご理解をお願いし、昨日から申し上げているとおりであります。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 ご案内のとおりわが沖縄県は、台風の銀座と言われております。夏場におきましては、台風の災害被害を受ける時期であります。そこで沖縄県の電柱が倒れたり電線が切れたり、そして停電も起こす。あるいはNTTさんの電柱が切れて電話が普通となります。そういった諸々の設備が大変多くなりまして、日常生活にインフラが大変影響すると思っているのですが、その件については一日も早くそのインフラ設備電線を地中化して電力安定をすることができないかどうか、町長に再度答弁をいただきたいと思います。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 お答えします。先ほど申し上げましたように、まさに電線の地中化は理想だと思っています。しかし、この費用は電力、NTTが考えてやっていくものであると考えております。南風原中央線、宜野湾線において兼城十字路の一部分等では電線を地中に埋設し、また津嘉山の507においても一部分は電線を地中化埋設するわけですが、これは町がやるのではなく電力の力なくしては私たち大きな財政負担になります。電力に対して新しい事業を計画する場合においてお願いをするのは私たちであり、事業化するのは向こうだということをご理解お願いしたいと思います。 ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 町長のご答弁は理解できますが、この地中化につきましては年次計画あるいは単年においての事業は早急にやっていただきたいと思う次第でございます。そのことについては、沖縄県はじめ南風原町の土木業界あるいは建設業界、水道配管、そういった方々の雇用促進・創出の場がその土木事業によって意気盛んになって、南風原町民の所得が上昇するという考えをもって私は質問しているのでありますが、その雇用促進あるいは失業率の低減をするために早期に電線地中化を図るおつもりはないかどうか町長、再度答弁していただけますか。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 光雄議員がおっしゃるように、雇用の問題、事業拡大のためには素晴らしいことだと私も思っております。しかし、町がNTT、電力に代わって地中化するとなると1キロ当たり6億もかかる。県にやってもらうのであれば大きな促進につながると思うのですが、町がすることは財政的に厳しいと私は思っております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 町長、わが南風原町の完全失業者が平成17年度調査をしたところ1,424名いらっしゃいます。そういうことを考えたときに、その失業率を0にするためにはその一括交付金を利用して地中化事業を年次計画でぜひ進める必要があると思うのです。その完全失業者を働かせるため、雇用させるために、どうですか。町長、一括交付金を利用することができないですか。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 一括交付金事業で町民皆が望まれている事業がたくさんあります。この道路事業というのは、公社がやる事業、町が代わってやる事業ではないと、むしろ県に対して地中化をお願いしたい。国道については国にお願い要望はできます。県に対しても県道沿いについては要望することはできるわけですが、町が県・国に代わって地中化をやるような財政は相当厳しい状況だと思っております。それ以上に一括交付金を活用する部分はたくさんあるものだと思っております。 ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 そういうことで無理であれば、あるいは政府からの臨時収入方法の特別交付税等あるいは地域の基地整備事業などを入れて、自衛隊基地などは埋設されていますように防衛省の補助をもらってその地中化ができないものかどうか。そのへん、どうですか。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 防衛予算、基地関連予算に該当するかどうか、この電線等において補助事業が該当するかどうか確認しておりませんので今明確に答えることができません。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 私が申し上げたいことは、私たち宮城においては電線が綱引き現場において大変邪魔になっているのです。町道2号線上で宮城大綱引きでは電線が邪魔になって迷惑施設になっています。それで私は宮城においてモデルとしてその地中化事業ができないかどうか、もう一度お願いしたいと思います。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 一地域、宮城地域で、確かに綱引きは素晴らしい文化だと思っております。地中化をしていくことについては、町独自の予算では厳しい状況だとご理解をお願いし、綱引きの旗頭にかかるということであれば嵩上げを電力にお願いすることも大事だと、一つの事例で津嘉山地域においては道ジュネーをする通りは嵩上げをお願いしてやった経緯があります。町の予算ではなく電力の予算で嵩上げをお願いしてやった経緯がありますので、そういう方法を取ることも大事ではないか、地中化等においては財政的に厳しいものだと思っております。 ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 この一括交付を利用できないとのことでありますが、それに加えて部落内あるいは南風原庁舎から各部落へ情報を周知徹底するような有線親子放送システムができないかどうか、そのへんをお聞かせください。 ○議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。 ○企画財政課長 宮平 暢君 それでは、ただいまのご質問に対してお答えいたします。現在、町では情報の提供手段、媒体といたしまして広報誌、各字の公民館からのマイク放送、インターネットによるホームページを活用しております。それを今後も重点的に媒体として活用してまいりたいと考えておりますので、議員おっしゃる親子放送システムは検討しておりません。以上です。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 分かりました。時間がございませんので2番に進めたいと思います。2点目の与那原警察署の移転につきましては、ご案内のとおり沖縄全県においては家庭に自動車2台の車社会になっております。そしてその反面、巧妙な犯罪も発生しております。そのために町民・市民の安定を守っていくために駐在所も配置されていますが、南部に大きな与那原署以上の機構改革の警察署を南部警察署として移転をして、治安維持の改革をすることができないものかどうか。町長、どうですか。 ○議長 中村 勝君 新垣吉紀総務課長。 ○総務課長 新垣吉紀君 町長からもございましたように、警察の管内についてはどのほうが一番効率いいのかそのへんは警察組織で当然検討されていると思います。一つ増やす、例えば八重瀬町を与那原署管内に入れるとなりますとそれだけ逆にコストが安くなると言うか管轄が広くなるわけですからそれが果たしていいことなのか、人員を増やせば対応はできると思いますが、まずは警察組織が検討すべきではないかと考えております。 ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 与那原警察署の交通事故あるいは事件等が倍増になって、平成23年度が2819件と毎年そういった犯罪件数が増加しつつあることを聞かされています。それに加えまして、八重瀬町がまず合併した場合には440件の管轄になります。そうなりますと、3200、3300ですか、相当な数の治安維持を徹底する要素を持たなければならないというような警察署の任務が求められるところでありますが、どうですか。もう少しその任務体系、人員を多くして、南風原町には大きなパチンコ店あるいはボーリング場、大型スーパーと数々あり交通事故も多発しているのです。そういう場においてもぜひその与那原警察署を南部に移転して大きな警察署を作る必要があると思うのだがどうですか。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 光雄議員がおっしゃるのは、与那原警察署1市2町であるのを1市3町に拡大しようということになるわけですが、むしろ規模を縮小することで警察の目配り、任務、機敏さが出てくるのではないか。大きなエリアでやるよりはもっと小さくしようと今まで1市が誕生すると、例えば豊見城署においても以前は糸満署と一緒でしたが市が誕生してぜひ市に警察をと強く要望された状況であります。ですから、そういう面からしますと南城市においては市に警察署を誕生させてくれと強い要望を出すのが大事ではないか。また広域、広げるというよりはむしろ小さくして動きやすいようなかたちでやっていくことで警察の業務も機敏さが増してくるのではないか。できたら私は与那原署管内と言うよりは南風原町に警察署を設けることも大事ではないか、これを主張することが大事ではないかと思っております。与那原署管内においても犯罪件数の半分は南風原町でありますのでそういう状況からしますとむしろ南風原町内に誘致を求めていくことが大事だと思っております。広域とするよりむしろ南風原町単独にお願いしたいと要望することが大事ではないかと思っております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 3番に移らせていただきます。大変ありがとうございました。那覇市中心とした都市計画から独立計画をして、字本部の奥又原に20階および30階建て商業ビル、産業ビルを建設し、第3セクターの県・町・企業・組合のシステムで運営できるようできないかどうか。町長、一言お願いしたいと思います。 ○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。 ○まちづくり振興課長 金城敬宝君 お答えいたします。本部の奥又原につきましては、農業振興地域、農用地区域ということもございまして、これにつきましてまずはこの農業振興地域を除外しないとできません。仮に農振地域が除外できたにしても、市街化調整区域となりますので今の状況からしますと商業ビルや産業ビルの推進については非常に厳しいものと思われます。 ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 私がその所見を申し上げておりますのは、これまでの那覇市中心の広域まちづくりはあまり好ましくないと思っているからであります。単独で、町独自で計画を立てて南風原町の財産を作るよう、地域発展のためにやっていただけないかというような思いからその本部奥又原に大きな産業ビル、商業ビルを建てて都市分散化、那覇中心を南風原中心に持っていって南部をリードする南風原町を作り上げることはできないかということで質問に立っているのですがどうですか。その考えはありませんかどうか。 ○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。 ○まちづくり振興課長 金城敬宝君 先ほど当初で町長からお話がありましたように、現在南風原は那覇広域都市計画区域内であります。それであるがゆえに、メリットとデメリットの両面を備えておりまして、メリットとしては無秩序な乱開発を抑制することで、デメリットとしては現在調整区域ということで今進めております企業誘致といったものになかなか厳しい部分もあります。町独自の都市計画を設けた場合に、無秩序な乱開発を加速させる恐れがあることから上位計画と整合性を図りながら計画的な土地利用計画を進めることが望ましいと考えております。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 課長の答弁は理解できます。その理解に沿って思うことは、わが南風原町と那覇市とは1メートルも離れてない隣接していますね。そのなかで国場あるいは仲井間、識名、そういった所に30階ビルの商業ビル、産業ビルが建っているのです。なんで隣にある地形を利用してこちらに計画ができないのかどうか、もう一度お答えをお願いできませんか。 ○議長 中村 勝君 金城敬宝まちづくり振興課長。 ○まちづくり振興課長 金城敬宝君 1番と2番で私も頭が混同していますけれども、確かに本部奥又原で近接している国場周辺は、那覇広域の市街化区域の近隣商業ということで高層ビルもありますけれども、本部奥又原にそういう高層ビルを計画するのであれば、まずは農振区域を除外しないと非常に厳しいと判断しております。これにつきましては、地権者の皆さんの同意がなければ除外できないということと、除外したあとには調整区域でありますので別の地区計画といった制度を導入していかなければ非常に厳しい部分があると判断しております。 ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 分かりました。ぜひ努力をして、与那原町においても高層ビルができて、まちづくりができていますので、あれを見習ってぜひ南風原町もまちづくりにまい進していただきたいとこのように思って3番は終わらせていただきます。 それから4番は震災がれき受入検討についてということでありますが、平成24年2月28日に那覇、南風原が同調という見出しで南風原町長は現在の焼却施設には余力がある、同じ国民として手伝えるなら前向きに検討したいと述べておられます。城間俊安町長は、がれきの受け入れは前向きに検討したいとのことでございますが、南風原町長として今現在、受け入れの対応体制を整えているのかどうか。受け入れをしようとしているのかどうか、そのへんの考えをお聞かせください。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 昨日も先ほども勇議員に申し上げましたように、前向きに検討するわけですがしかし、そのなかにおいてチェック体制はちゃんとやりますよと、放射能汚染されているがれきは受け入れませんということで、前向きの気持ちを持たないことには話し合いも進まない。気持ちを持ちながらもしかし、放射能汚染されているものについてはできませんということですから国から正式にきて県からきたときにおいてチェック体制をもってこういう部分はできます、こういう部分はできませんとなったあとに住民の皆さんに説明責任を持たなければいけませんので説明ができるものだと思います。即、前向きに検討しているからと一緒くたに受け入れるということではないことをご理解お願いします。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 那覇市・南風原町環境衛生施設組合規約がありますが、その規約をもって今のクリーンセンターを利用して一般廃棄物処理場においてこのがれき処理ができるかどうか、そのへんどうですか。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 今ある施設は、那覇市・南風原の市民・町民のための一般廃棄物処理施設であります。他市町村・他県から受け入れる場合においては、地域の皆さん方、議会の皆さん方の了解なくしてはできないものだと思っております。 ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 私が申し上げているのは、この施設は一般廃棄物処理施設ですよね。組合の予算で造った施設にがれきを持ち込んで処理できるのかどうかを私は確認しているのだが、このへんはどうですか。 ○議長 中村 勝君 金城吉信住民環境課長。 ○住民環境課長 金城吉信君 お答えいたします。廃棄物には一般廃棄物と産業廃棄物があります。那覇・南風原クリーンセンターは一般廃棄物を処理する所なのですね。今回の災害廃棄物というのは、今までなかったのです。国において、昨年の震災以降、東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法が23年8月に施行されております。この法律は、東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理が喫緊の課題となっていることに鑑み、国が被害を受けた市町村に代わって災害廃棄物を処理するための特例を定め、併せて国が講ずべきその他の措置について定めるものであるということで第2条では定義がうたわれております。この法律において、災害廃棄物とは、東日本大震災により生じた廃棄物(廃棄物の処理および清掃に関する法律第2条第1項に規定する廃棄物をいう)として法律が定められています。その廃処法の2条第1項で、災害廃棄分については一般廃棄物ですよということで国は特別措置法を作ってやったわけです。がれきについては、やはり一般廃棄物処理施設である各地方公共団体でも処理できることが今回の法律のなかでうたわれていますのでご理解をお願いしたいと思います。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 課長は法律があるということでわが南風原町の共同処理されるクリーンセンター規約を無視して、またわれわれの財産、最終処分場であって、なんで政府がその公共団体の財産に手を加えることができるのか。それは財産の違反になりませんか。町民の施設に対する違反。そのへんどうですか。災害廃棄物を処理することに対してどうなっていますか。 ○議長 中村 勝君 金城吉信住民環境課長。 ○住民環境課長 金城吉信君 お答えしたいと思います。町長は先ほど冒頭で話をされたように、ちゃんとしたかたちでやりますとおっしゃっていますので、別に放射能があるものを入れるとは言っていません。ないものを処理すると明確におっしゃっていますので、これはこの管理者に皆さん方がちゃんと応えていくものだと思っています。 ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 人の命は地球より重い。そして子どもたちの三つ子の魂は百までというような諺がございます。そういうことであれば、健康被害を及ぼすような放射能がれきを施設に受入反対することが町民のためだと思うのですが町長、どうですか。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 おっしゃるとおりです。私はがれきに汚染されていないものを受け入れようと、汚染されているものは受け入れるものではないとはっきり申し上げておりますので、議員がおっしゃるとおりです。 ★【 検 索 】に戻る ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 そういうことであれば、この平成24年度の4日までに回答をくださいということで各一部事務組合管理者から依頼がきているのですが、これは断る必要があると思うのだが、そのまま申出を受託するのですか。もう1つは、4月6日までに仲井真知事へ環境省から文書でもって連絡しなさいという政府からの通達があるのだが、これをどのように考えますか。やりますか、やりませんか。 ○議長 中村 勝君 城間俊安町長。 ○町長 城間俊安君 一貫して東北の皆さん方の復興のためには前向きに手助けする気持ちは、沖縄県民皆が持っていると思います。ただ、これに対して汚染されていないものであるとチェックをきちんとやるということです。汚染されていないものであれば何ら問題はなく汚染されているものはできませんというかたちで進めていかなければいけないということで、県に対しても前向きな気持ちを持たない限り話し合いの場にもつながりません。ですから聞く耳を持とうということであります。 ○議長 中村 勝君 1番 玉城光雄議員。 ○1番 玉城光雄君 私が町当局に、町長、担当職員あるいは皆さんに対しまして12項目のご提言あるいは提案を申し上げたいと思います。文書で結構ですので、ぜひ回答をお願いしたいと思います。時間のあるまで読ませてください。 前提として住民の頭越しに受入を独断し強行しないことができないものかどうか。2つ目に、受入の条件に住民と議会の承認を盛り込み、一方的な説明会等で理解が得られたと解釈しないことができないものかどうか。3つ目に、最終的に住民投票を実施することができないものか。4つ目に、まず受入予定のがれきの内容、場所、質、量などとクリーンセンターの処理能力等の徹底した情報開示をすることができないものかどうか。政府の一方的ながれきの情報に基づいて議論を… ○議長 中村 勝君 以上で、一般質問は全部終了しました。本日は、これで散会いたします。 ★【 検 索 】に戻る
【 15 時 54 分 散会 】