議事の概要



 2012 年  第 2 回  南風原町議会 (定例会)       第 1 号  6月12日

2012年6月12日(Tue)

10 時 2 分 開会 】




【  検  索  】

日程第1.会議録署名議員の指名
日程第2.会期の決定
日程第3.議長諸般の報告
日程第4.町長の町政一般報告
日程第5.議案第31号 南風原町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例 
日程第6.議案第32号 南風原町住民基本台帳カード利用条例の一部を改正する条例
日程第7.議案第33号 南風原町手数料徴収条例の一部を改正する条例
日程第8.議案第34号 平成24年度南風原町一般会計補正予算(第2号) ( 議案上程 ・ 質疑 )
日程第9.議案第35号 平成24年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第1号)
日程第10.議案第36号 固定資産評価審査委員会委員の選任について
日程第11.議案第37号 固定資産評価審査委員会委員の選任について
日程第12.報告第2号 平成23年度南風原町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について
日程第13.報告第2号 平成23年度南風原町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
日程第14.報告第4号 平成23年度南風原町土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について



○議長 中村 勝君 ただいまから、平成24年第2回南風原町議会定例会を開会します。

議長 中村 勝君 本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりであります。

開会(午前1002分)

日程第1.会議録署名議員の指名

議長 中村 勝君 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって3番 赤嶺雅和議員、6番 赤嶺奈津江議員を指名します。


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日程第2.会期の決定

議長 中村 勝君 日程第2.会期の決定の件を議題とします。お諮りします。本定例会の会期は、本日から6月22日までの11日間にしたいと思います。異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
議長 中村 勝君 異議なしと認め、よって会期は本日から6月22日までの11日間と決定しました。なお、会期中の会議予定については、配布いたしました会期日程表のとおりであります。


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日程第3.議長諸般の報告

議長 中村 勝君 日程第3.議長諸般の報告を行います。平成24年3月定例会のあとから本日までの諸般の報告を、お手元に配布しているとおり日時、事業名、開催場所を日付順に記入してあります。議員各位で後ほどご一読くださるようお願いいたします。
 次に、南部水道企業団議会臨時会及び定例会、東部清掃施設組合議会臨時会の報告書が提出されていますので後ほどご一読くださるようお願いします。また、町監査委員から別紙のとおり2月、3月、4月までの例月現金出納検査結果報告書が提出されております。
 次に、平成24年第1回定例会以後に受理しました陳情第6号 陳情書(震災瓦礫に関する陳情書)から陳情第12号 「こころの健康を守り推進する基本法」の制定を求める意見書採択の陳情までの6件については、6月8日に配布いたしました陳情書の写しのとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託しましたのでご報告いたします。これで諸般の報告を終わります。


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日程第4.町長の町政一般報告

議長 中村 勝君 日程第4.町長の町政一般報告を行います。町長から町政一般報告の申出がありましたのでこれを許します。副町長 国吉真章。

副町長 国吉真章君 では、私から町政一般報告を行います。

 はじめに、総務部総務課関係について申し上げます。平成24年度南風原町町制施行記念「南風原町功労・善行・よいこと沖縄一・日本一賞」につきましてご報告いたします。式典は4月1日に中央公民館で行われまして功労賞3件、善行賞2件、よいこと沖縄一賞28件、よいこと日本一賞2件、特別賞1件合計36件(29個人、7団体)の方々が受賞されました。まちづくり交付金事業を活用し建設が進められていました兼城交差点の電光掲示板につきましては、4月18日に点灯式が行われ運用が開始されています。この掲示板は、高さ6メートル、幅80センチメートルのLED掲示板が2面整備されており、運用時間は午前7時から午後8時までとなっております。今後、同掲示板を活用し広報活動の充実・強化を図ってまいります。

 次に、企画財政課関係について申し上げます。平成24年3月定例会で議決いただき策定した第四次南風原町総合計画後期基本計画を4月25日、また平成24年度南風原町予算説明書「ハイさいよーさん」を5月21日に発刊し町ホームページにも公開しています。町民の皆さんにご覧いただき、町政に対する関心とご提案がいただければ幸いに存じます。また議員各位には、本日お手元に配布しておりますのでご活用いただきたいと思います。
 次に、住民環境課関係について申し上げます。平成23年度の住民基本台帳カード申請件数は1,783件で、これまで述べ申請件数が5,540件、3月末現在の有効カード数4,824枚で普及率13.6パーセントとなっております。今後とも同カードの普及促進に努めてまいります。昨年7月1日より開始した豊見城市・南城市・八重瀬町・与那原町・南風原町の2市3町による広域行政窓口サービスについては、各種証明書(住民票・印鑑登録証明・戸籍謄抄本・附票)の交付申請件数は今年3月末現在894件で、本町での受託件数は274件で全体の31パーセントとなっております。この広域行政窓口サービスにより、行政区域を越えた諸手続等の利便性が拡大され、住民サービスの向上を図ることができました。

 次に民生部こども課関係について申し上げます。はじめに、児童手当法の一部改正に伴い平成24年4月分から新しい児童手当制度が始まり、児童1人あたりの支給額は3歳未満月額1万5,000円、3歳以上小学校修了前月額1万円、第3子以降は月額1万5,000円、中学生は月額1万円となっております。また所得制限は同年6月分から適用されますが、当分の間は児童1人あたり月額5,000円が支給されます。次に、安心子ども基金事業(保育所緊急整備事業)についてですが、事業費の大部分を平成24年度に繰越して事業を行っており、はえばる保育園、南風原はなぞの保育園は新園舎建築が始まっており、さんご保育園は旧園舎の解体工事を行っております。事業完了は平成2412月末を予定しております。

 次に、保健福祉課関係について申し上げます。母子保健事業の一環として、乳児一般健診、1歳6カ月児健診及び3歳児健診を毎月1回実施し、妊婦健診については平成22年度より公費負担を最大14回まで拡充しております。また、子育て支援としてマタニティ教室、赤ちゃんすこやか広場、離乳食実習などの両親学級も開催しております。予防接種については、BCG、ポリオ、DTを集団接種、MR、DPT、日本脳炎、子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌及びインフルエンザについては、指定医療機関で個別接種を行っております。介護予防・生活支援事業については、配食サービス事業、軽度生活支援事業(ホームヘルプ)、ふれあいコールサービス事業、緊急通報システム事業、高齢者外出支援サービス事業等を行っております。そして、地区の公民館等に出向き実施している一般高齢介護予防通所事業(地域型)、外出機会の少ない特定高齢者に対し特定高齢者介護通所事業(施設型)を嬉の里や沖縄第一病院で実施しております。介護保険事業については、3月末日で第1号被保険者が4,853人、うち要介護認定者数は840人となっており、また障がい者福祉サービスの利用者は3月末日で新法体系で350件、旧法体系は31件となっております。

 次に、国保年金課関係について申し上げます。まず保健事業関係についてでございます。生活習慣病に重点を置いた今年度の特定健康診査等の集団健診については、平成24年6月6日に字宮城を手はじめとし、平成25年2月10日までの日程で各字・自治会、ちむぐくる館で実施し、日曜日の健診、ナイト健診についても今後実施してまいります。また、指定された行政区や日曜日、ナイト健診などの集団検診で受診できなかった方には、各地域の健診受診協力員と町の特定健診受診率向上対策指導員が訪問等により医療機関での個別健診(平成24年4月1日から平成25年3月31日)の受診を勧め、多くの方が受診できるように努めてまいります。特定指導については、平成23年度の健診結果に基づく積極的支援と動機付け支援の方々へ継続して実施してまいります。

 次に、経済建設部まちづくり振興課関係について申し上げます。まず、農政関係については、さとうきび生産量は3,616トンで昨年春先の低温や日照不足による生育阻害、また早期の台風2号の被害を受けたことにより昨年に比べて1,314トンの減(26.7パーセント減)、カボチャの生産量はJA南風原支店が106トンで1月の曇天による日照不足の影響を受け果実が小玉となり1トンの減となっております。JA津嘉山支店についても114トンで昨年と比較して耕作面積の減少により36トンの減となっております。行事日程等として5月25日の南部地区さとうきび生産振興対策協議会において、町から字本部出身の宮城清喜氏と字喜屋武出身の大城優氏が優良農家表彰を受けました。受賞された2名の方には、さらなる生産意欲の向上につながるものと思います。また、5月28日に開催された普及事業連絡協議会の総会において、昨年、沖縄県農業青年技術交換大会で最優秀賞を受賞された農業青年クラブの九州大会派遣費についても承認され、同大会での活躍も期待されます。商工関係については、商工会が平成24年度から総会制度から総代会制度へ移行し第1回通常総代会が5月25日に開催されて、平成24年度事業計画と予算及び役員の選任等の全ての議案が承認されました。また、琉球絣事業協同組合についても5月24日に平成24年度通常総会が開催されて事業報告のなかで「琉球絣未来プロジェクト」や縫製技術者との連携により新しい商品が開発されたことで次製品の売上が伸びたとの報告がありました。今年度開催される「第17回はえばる2012ふるさと博覧会」については、5月29日に実行委員会が開催され会則及び開催要項・事業計画・予算等が承認されました。開催については、11月3日(土)、4日(日)の両日、南風原中央公民館・文化センターでの開催となっております。計画関係としましては、国が進めている南風原バイパスについて、町道2号線からジャスコ前の高速道路交差部までの区間約300メートルが3月末発注され7月から着手予定となっております。また、県が進めている宜野湾南風原線と南風原中央線についても南部土木事務所と事務協議を行い連携して事業を進めております。

 次に、都市整備課関係について申し上げます。まず、道路整備事業関係としましては、町道93号線道路改良工事が3月30日に完成したことにより事業完了となっております。町道47号線道路改良事業は5月中旬より用地及び物件補償交渉を進めております。また、平成24年度より新規事業として着手予定の町道10号線及び113号線道路改良事業については、実施設計委託業務の発注に向けて取り組んでおります。街路事業の宮平学校線については、国道取付箇所の用地及び物件補償を2月29日に完了し、本年度は引き続き町道3号線側の用地及び物件補償を進めてまいります。農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業の宮城地区農業用用排水施設工事(23-3)は2月23日に完了しております。本年度も引き続き管水路工事や排水路工事を進めてまいります。農業廃水路整備事業は、繰越明許予算で進めております喜屋武地区農業用用排水工事を3月5日に請負契約を締結し、6月末完了に向けて取り組んでおります。まちづくり交付金事業による町民広場整備工事については、繰越明許予算で進めております町民広場整備工事(23-1)及び(23-2)を7月末完了に向けて取り組んでおります。また、トイレ工事及び電気設備工事についても、5月15日に請負契約の締結を行い7月末完了に向けて進めております。黄金森公園周辺地区サイン整備事業については、平成23年度繰越明許予算で進めておりましたサイン整備工事(23-3)を4月19日に完了し事業を終えることができました。公園整備事業については、黄金森公園整備事業の繰越明許予算で進めておりますメインゲートの工事を8月末完了に向けて進めております。本部公園整備についても繰越明許予算としてグラウンドの整備工事が4月19日に、遊具広場・園路工事が5月31日に完了しております。花・水・緑の大回廊公園については、繰越明許予算で進めておりました園路や貯水槽工事が4月5日に完了しております。津嘉山公園については、実施設計委託業務の発注準備を行っております。平成24年度新規事業として実施するウガンヌ前公園については、実施設計と物件調査を予定しており、その委託業務発注に向けて取り組んでおります。

 次に、区画下水道課関係について申し上げます。まず、津嘉山北土地区画整理事業については、本年度工事予定箇所として現道の国道507号と前川緑道の道路築造工事を含め12カ所での宅地造成工事や道路築造工事を予定しており、その早期発注に向け関係地権者との協議・調整を進めているところであります。支障物件等についても、調査委託を行い早期移転に向けて所有者との交渉を行っております。沖縄県事業の国道507号津嘉山バイパスの高津嘉山トンネル新設工事、他1件の工事が発注されており南部土木事務所が主体となり毎月工事連絡協議会を開催し事業進捗状況、交通安全対策等の協議を行い事業促進に連携して取り組んでおります。次に、公共下水道事業関係について申し上げます。本年度の汚水管布設工事については、平成23年度に引き続き新川地区と津嘉山北土地区画整理地区内の工事2件を6月発注に向けて進めております。さらに雨水管布設工事8カ所についても平成23年度に引き続き津嘉山北土地区画整理地区内で2件を6月発注に向けて取り組んでおります。公共下水道及び農業集落排水事業に係る接続率向上の取り組みとして、未接続世帯への接続お願い、パンフレット等の配布、広報車による広報活動等を行っております。

 次に教育部教育総務課関係について申し上げます。町育英会では、5月21日に平成24年度の役員会並びに評議員会を開催し、育英会の予算等について審議いたしました。今年度の学資貸与者は、新規2名、継続8名となりました。町体育協会関連では、4月3日に平成24年度の定期総会及び夏季大会の総則説明や総合開会式を終え、4月15日のサッカー・バドミントン大会を皮切りに13種目(採点種目10種目、非採点種目3種目)の夏季大会が行われております。4月24日に第20回高齢者スポーツ大会を開催し、グラウンドゴルフ競技に28チーム、ペタンク競技に8チーム、総勢228人の参加がありました。5月31日に学校給食共同調理場運営委員会を開催し、給食共同調理場の状況等を説明いたしました。委員からは、平成25年度から実施予定の幼稚園での給食提供、児童生徒の栄養のバランス、給食費等についての意見がありました。

 次に、学校教育課関係について申し上げます。今年度の町立幼稚園、小中学校の新入学園児・児童生徒は、4幼稚園が12学級344名の入園(南風原90人、津嘉山107人、北丘96人、翔南51名)であります。小学校は16学級で444名、中学校が12学級で454名の入学でございます。なお、新入生は前年度に比べ幼稚園が13名増、小学校では6名の増、中学校が1名増となっております。また、小学校低学年における少人数の学級編成は、南風原小が1、2、3学年、津嘉山小も1、2、3学年、北丘小は1、2学年と翔南小の1年生が該当していることから、指定基準(小学校1、2年生30人以下、小学校3年生35人以下)による編成学級となりました。児童生徒の学力向上のため、学習支援員を各学校に1名を継続して配置しております。また、幼稚園、小中学校において身体障がい等で生活支援や学習支援の必要な児童生徒に対する特別支援教育支援員や不登校対策の教育相談員も配置を継続しております。また、学校で授業開始前1分間の「黙想」も継続中です。集中力を高め学習準備の徹底と時間のけじめを身につける取り組みを行っております。5月27日の日曜日は、学校公開日で保護者をはじめ多くの地域の皆さんに学校を訪問していただきました。

 次に、生涯学習文化課について申し上げます。各施設の4月の入館者・利用状況を報告します。町立中央公民館は4,781人で、町内4,146人、町外635人となっております。その比率は町内86.7パーセント、町外13.3パーセント、一日平均159人となります。町立図書館の利用者数は3,608人、貸出冊数5,814冊で一日平均の利用者数150人、貸出冊数242冊となっております。文化センターは961人、町内313人、町外648人で、その比率は町内33パーセント、町外67パーセント、一日平均36人となります。第62回文化センター企画展では、「検証4.28祖国復帰がもたらしたもの」をテーマに、4月26日から5月15日までの間、展示会の開催と復帰を語る会を2回開催いたしました。

 以上を申し上げ、平成24年第2回南風原町議会定例会の町政一般報告といたします。資料として3月から5月までの公共工事等に関する行政報告も併せてお配りしておりますので、お目とおしのほどよろしくお願いします。以上で終わります。



議長 中村 勝君 以上で、町長の町政一般報告を終わります。これから議案の上程に入ります。


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日程第5.議案第31号 南風原町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例

議長 中村 勝君 日程第5.議案第31号 南風原町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例についてを議題とします。まず、提出者からの提案理由の説明を求めます。城間俊安町長。

町長 城間俊安君 では、議案第31号 南風原町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例 南風原町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり提出するものであります。提案理由といたしまして、住民基本台帳法の一部を改正する法律が平成24年7月9日から施行されることから、また同日に外国人登録法が廃止されることにより条例の整備が必要になったため本条例を提案するものであります。その内容等においては、担当から説明させていただきます。

議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。

総務部長 新垣吉紀君 それでは、私のほうから補足して議案第31号 南風原町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の概要を説明いたします。お手元に議案第31号から33号までの概要説明を本日お配りさせていただきました。まず議案第31号なのですが、住民基本台帳法の一部を改正する法律の施行により外国人住民が住民基本台帳法の適用対象に追加されること、それから同日に外国人登録法が廃止されることに伴い、外国人登録法のの引用箇所及び外国人登録原票、外国人登録証明書等の用語の整理のほか、外国人住民に係る住民票の記載事項の特例として通称の記載ができることに伴い、通称を引用した印鑑の登録及び扱いに係る改正を行う必要があるための改正となっております。議案第31号の1枚をめくっていただきまして、改め文。南風原町印鑑の登録及び証明に関する条例(昭和50年南風原町条例第23号)の一部を次のように改正するということで、第2条からの改め文がございますが、その1枚をめくっていただきまして、新旧対照表でご説明はさせていただきます。まず2条ですが、印鑑登録の資格で15歳未満の者及び青年被後見人は印鑑登録を受けることができない、それから1号で住民基本台帳に登録されている者、2号で外国人登録法に基づき本町の外国人登録原票に登録されている者とあったのですが、この外国人登録という制度がなくなって住民基本台帳法のもとで外国人も住民基本台帳に掲載するということがございますのでそれは削除することになります。そして印鑑登録の申請第3条は省略です。第4条の3項においても外国人登録証明書の削除の条項です。それから第5条の第2項で印鑑登録原票に次に掲げる事項を登録するということで氏名とあるのですが、改正後には外国人住民に関しては通称も印鑑登録で使えるという改正内容になります。続きまして第6条についても外国人登録原票というものの削除。第7条につきましては、前に出た第2条第1号、第2号が削除されますのでそれの修正。10条につきましては、第5条で新たな参照号が改正されますのでそれの改正となります。以上、今回の印鑑登録及び証明に関する条例の一部改正については、外国人の方も外国人登録ではなくて住民基本台帳に登録されることによる印鑑登録についての改正でございます。ご審議のほどよろしくお願いします。

議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第31号につきましては、総務民生常任委員会に付託いたします。


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日程第6.議案第32号 南風原町住民基本台帳カード利用条例の一部を改正する条例

議長 中村 勝君 日程第6.議案第32号 南風原町住民基本台帳カード利用条例の一部を改正する条例についてを議題とします。まず提出者からの提案理由の説明を求めます。城間俊安町長。

町長 城間俊安君 議案第32号 南風原町住民基本台帳カード利用条例の一部を改正する条例 南風原町住民基本台帳カード利用条例の一部を改正する条例を別紙のとおり提出するものであります。提案理由といたしまして、住民基本台帳法の一部を改正する法律が平成24年7月9日から施行されることにより条例の整備が必要になったため本条例を提案するものであります。内容等においては、担当から説明させていただきます。

議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。

総務部長 新垣吉紀君 それでは、議案第32号を補足して説明いたします。これにつきましても新旧対照表でご説明いたします。住民基本台帳カード法の一部を改正する法律のなかで、改正前30条の44第8項が30条の4412項ということで条ずれが生じております。そこで本町の南風原町住民基本台帳カード利用条例のなかでも住民基本台帳法を参照しておりますので修正が必要だということでの今回の条例改正の上程であります。以上です。

議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第32号につきましても、総務民生常任委員会に付託いたします。


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日程第7.議案第33号 南風原町手数料徴収条例の一部を改正する条例

議長 中村 勝君 日程第7.議案第33号 南風原町手数料徴収条例の一部を改正する条例についてを議題とします。まず、提出者からの提案理由の説明を求めます。城間俊安町長。

町長 城間俊安君 議案第33号 南風原町手数料徴収条例の一部を改正する条例 南風原町手数料徴収条例の一部を改正する条例を別紙のとおり提出するものであります。提案理由といたしまして、住民基本台帳法の一部を改正する法律が平成24年7月9日から施行されること、また同日に外国人登録法が廃止されることにより条例の整備が必要になったため、本条例を提案するものであります。内容等においては、担当から説明させていただきます。

議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。

総務部長 新垣吉紀君 議案第33号を補足して説明いたします。南風原町手数料徴収条例の一部を改正する条例につきましても新旧対照表をご覧いただきます。こちらにつきましても、外国人登録法の廃止により本町条例の外国人登録に関する証明書の交付という件が削除になります。それに伴いまして、全てそれ以下のものを1行ずつ繰上げるという今回の改正でございます。よろしくお願いいたします。

議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「休憩願います」の声あり〕
議長 中村 勝君 休憩します。
 休憩(午前1038分)
 再開(午前1040分)

議長 中村 勝君 再開します。質疑ないようですので、これで質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第33号につきましては、総務民生常任委員会に付託いたします。


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日程第8.議案第34号 平成24年度南風原町一般会計補正予算(第2号)

議長 中村 勝君 日程第8.議案第34号 平成24年度南風原町一般会計補正予算(第2号)についてを議題とします。まず、提出者からの提案理由の説明を求めます。城間俊安町長。

町長 城間俊安君 議案第34号 平成24年度南風原町一般会計補正予算(第2号) 平成24年度南風原町一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億7,200万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1119,0876,000円とする。2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」による。(地方債の補正)第2条 地方債の変更は、「第2表地方債補正」によるものであります。その内訳、内容等においては、担当をとおして説明させていただきます。


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議長 中村 勝君 新垣吉紀総務部長。

総務部長 新垣吉紀君 それでは、議案第34号 平成24年度南風原町一般会計補正予算(第2号)について補足して説明いたします。

 まず2ページ、第1表の今回の補正は、新たな状況の変化への対応、沖縄振興特別推進交付金事業等により補正の必要が生じましたので、歳入歳出をそれぞれ2億7,200万円増額し、補正後の一般会計予算額は111億9,087万6,000円となります。より詳細についてのご説明が必要であれば、質疑のなかでそれぞれの担当部課長からご説明はいたしたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。補正増額の2億7,200万円の内容については、8ページ以降の事項別明細から説明いたします。

 続きまして5ページをお願いいたします。第2表地方債補正の説明をいたします。教育債の幼稚園整備事業債は限度額1,350万円に290万円を増額し、補正後の限度額は1,640万円となります。これは北丘幼稚園の給食受室設置事業を沖縄振興特別推進交付金を活用して事業実施する予定でございましたが、沖縄振興公共投資交付金を活用して北丘幼稚園園舎増築事業として事業実施が可能となったことによるものでございます。当該事業は、起債対象事業で起債充当率は75パーセントなっております。補正後の地方債合計の限度額は105,110万円となります。


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 続きまして歳入についてご説明いたします。8ページをお開きください。13款1項1目、民生費国庫負担金2916,000円の増は、障害者自立支援法の一部改正により、県から市町村に業務移管された18歳以上の療養介護医療費に係る介護訓練等給付費負担金の増で2分の1補助となります。子ども手当国庫負担金5億2,5033,000円の減及び児童手当国庫負担金5億2,5033,000円の増は、法律改正により名称が変更になったことによる組替えとなります。

 9ページ。13款2項1目、民生費国庫補助金2108,000円の増は、障害者自立支援法の一部改正に伴い業務量の増が見込まれることから現在、予算を流用して採用している社会福祉士1名の7月分からの報酬と、あと1名を7月から増員することによる市町村地域支援事業補助金の増で、補助率は2分の1となります。

 10ページをお願いいたします。13款3項3目、総務費国庫委託金3万3,000円の増は、法律の改正により新規に交付金が増設されたことによる中長期在留者住居地届出等事務委託金159,000円の増及び外国人登録事務交付金126,000円の減によるものです。

 11ページお願いいたします。14款1項1目、民生費県負担金1458,000円の増は、歳入の8ページで説明したとおりで、介護・訓練等給付費県負担金の増で補助率は4分の1となります。子ども手当県負担金が9,5733,000円の減及び児童手当県負担金9,5733,000円の増も歳入の8ページで説明したとおりとなっております。

 12ページ。14款2項1目、総務費県補助金1億3,093万2,000円の増は、今回補正予算に計上しています沖縄振興特別推進交付金を活用して事業実施する予定の16事業と、当初予算で計上していた北丘幼稚園給食受室設置事業が沖縄振興公共投資交付金を活用することになったため相殺して、合計1億6,367万円の補助率80パーセント分の計上となっております。2目、民生費県補助金55万円の増のうち市町村地域生活支援事業補助金105万4,000円の増は、歳入の9ページで説明したとおりで、補助率は4分の1となります。県児童健全育成補助金50万4,000円の減は、母親クラブ補助金に対する県補助ですが、住民税の年少扶養控除廃止により地方税増収が見込めることとなりまして、この補助制度が廃止されたことによるものです。なお、母親クラブ補助金は単独事業として例年どおり今後も実施いたしてまいります。4目、農林水産業費県補助金578万円の増は、持続可能な力強い農業を実現するために、地域が抱える人と農地の問題を解決するために「人・農地プラン(地域農業マスタープラン)」を作成するにあたり検討委員会委員への謝礼金等に係る経費として人・農地プラン作成事業補助金53万円で100パーセント補助となっております。人・農地プランに位置付けられている45歳未満の農業経営者となる強い意欲を持っている方に対し、経営を支援するため今後年間150万円の5年間給付を行う事業で、今年度は人・農地プラン作成後の10月から半年分75万円の7人分を青年就農給付金事業補助金525万円を計上しております。こちらも100パーセント補助事業となります。両事業とも今年度からの新規事業でございます。6目、教育費県補助金108万円の増は、5ページの地方債補正で説明したとおり、北丘幼稚園給食受室設置事業が学校施設環境改善交付金の対象となったことによる101万4,000円の増、東日本大震災の被災地から本町の小学校へ転入している児童がおり、その児童に対する被災児童生徒就学支援等臨時特例交付金6万6,000円の増の計上でございます。

 13ページ。14款3項1目、総務費県委託金308,000円、平成23年度に実施しました経済センサス調査の取りまとめに対する経済センサス交付金の増で、歳出も同額を計上しております。

 14ページ。16款1項12目、ふるさと寄附金13万円の増は、お二人の方から寄附があったことによるものです。歳出の基金積立金に同額を計上しております。

 15ページをお願いいたします。17款1項1目、財政調整基金繰入金7,4824,000円の増は、歳入歳出の調整による基金からの繰入となります。3目、ふるさとづくり基金繰入金1185,000円の減は、子ども平和交流事業を沖縄振興特別推進交付金を活用して実施する計画に変更したことによるものです。

 16ページ。17款2項1目、特別会計繰入金1999,000円の増は、下水道事業特別会計の平成23年度決算見込みによる純繰越金を一般会計に繰り戻すことによるものでございます。

 17ページ。18款1項1目、繰越金5,000万円の増は、平成24年5月28日現在の平成23年度歳入歳出決算見込額の差額2億2,2385,000円から、繰越明許費に係る財源繰越分1億1,7229,000円と、さらに当初予算計上額5,000万円を差引くと5,5156,000円となりますが、出納整理期間最終日の5月31日まで流動的であることから5,000万円の計上としております。

 18ページ。19款5項7目、雑入1833,000円の減は、各字・自治会へ備品等を計画的に設置している一般コミュニティ助成事業が平成24年度は不採択となったことによる250万円の減、高齢者への肺炎球菌ワクチン予防接種に対する後期高齢者医療広域連合からの補助金667,000円の増となっております。

 19ページ。20款1項6目、教育債、幼稚園整備事業債290万円の増は5ページで説明したとおりです。


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 引き続き、歳出についてご説明申し上げます。まず、各款において児童手当の増及び子ども手当の減を計上しておりますが、今回の法改正により名称が変更したことによるものですのでよろしくお願いいたします。

 20ページ。1款1項1目、議会費の1,8611,000円の増は、議場の音響・映像設備一式を入替えするための議場カメラ設置工事等経費の計上でございます。また、議会映像をインターネットで閲覧できるようにするための経費も計上しております。こちらのほうも沖縄振興特別推進交付金の活用を予定しております。

 21ページ。2款1項1目、一般管理費424,000円の増は、9月1日、2日にハワイで行われる「第30回沖縄フェスティバル」に町長が出席するための特別旅費374,000円、町長交際費5万円の計上となっております。3目、財産管理費5012,000円の増は、役場庁舎に断熱フィルムを施工し、地球温暖化防止と台風時の飛来物衝突によるガラス飛散防止を図るための委託料の計上で、沖縄振興特別推進交付金の活用を予定しています。4目、交通安全対策費1,980万円の増は、宮平地内1カ所、津嘉山地内2カ所に以前より地域住民から強く信号機設置の要望があることから、町独自で信号機を設置するための計上で、沖縄振興特別推進交付金の活用を予定しております。5目、財政調整基金積立金(純繰越分)5,000万円の増は、地方財政法第7条に基づき17ページで説明しました前年度純繰越金1億円の2分の1を積み立てるための計上です。補正後の財政調整基金残高は、163,6371,000円となります。6目、目的基金費13万円の増は、ふるさと応援基金積立金で歳入の14ページでご説明したとおりでございます。8目、企画費27万円の増は、第四次南風原町総合計画後期基本計画を増刷するための印刷製本費の計上です。11目、諸費181万円の減は、まじゅんプランの増刷及びまじゅんプランダイジェスト版を作成し全世帯に配布するための印刷製本費70万円の増ですが、一般コミュニティ助成事業251万円の減によるものです。12目、地域づくり推進事業費2078,000円の増は、子ども平和学習交流事業の派遣児童数が8名から16名に増えたことによる引率職員の特別旅費13万円の増、子ども平和学習交流事業の参加者の自己負担額を1割に軽減したこと等による町負担分368,000円の増、南風原町海外移住者子弟研修生交付金事業に係る歓迎会食糧費8万円の増及び研修生への交付金150万円の増の計上で、沖縄振興特別推進交付金の活用を予定しております。

 23ページ。2款3項1目、戸籍住民基本台帳費2,9386,000円の増は、住民環境課職員の産休・育休代替臨時職員賃金2名分の1808,000円の増、戦争で焼失した戸籍を再製するために作成された仮戸籍等が紙の劣化により保存が難しくなっており、沖縄振興特別推進交付金を活用しデジタルデータ化するための戦災滅失戸籍等沖縄関係書類電算化委託料2,7578,000円の計上です。

 24ページ。2款5項2目、統計調査費308,000円の増は、歳入の13ページで説明したとおり、経済センサス調査の取りまとめに係る経費の計上です。

 25ページ。3款1項1目、社会福祉総務費6万2,000円の増は、こども課臨時職員賃金の賞与を0.25月で計上していましたが、採用月の違いにより0.75月となることによる計上です。3目、心身障害者福祉費9447,000円の増は、歳入の9ページで説明しました保健福祉課の社会福祉士嘱託員報酬3615,000円の増、歳入の8ページで説明しました療養介護医療費5832,000円の計上となっております。9目、介護保険事業費3139,000円の増は、沖縄県介護保険広域連合からの負担金決定通知によるものでございます。

 26ページ。3款2項2目、保育所運営事業費1751,000円の減は、宮平保育所に職員の調理員が配置されたことによる調理師賃金1名分の減によるものです。3目、児童厚生施設費4082,000円の増は、賃貸で学童クラブを運営している事業者に対し月額家賃の2分の1(上限5万円)を補助する学童クラブ家賃補助金1742,000円の増、学童クラブに通う母子父子家庭の児童生徒の保育料を減免する学童クラブに対して月額保育料の2分の1(上限5,000円)を補助する学童クラブ保育料減免補助金234万円の計上で、両事業とも沖縄振興特別推進交付金の活用を予定しております。

 27ページ。4款1項2目、予防費1,7566,000円の増は、高齢者への肺炎球菌ワクチン予防接種を昨年に引き続き実施することによる1228,000円の増、MR予防接種の接種率が低いため小学1年生から6年生と中学2年生から高校2年生までの未接種者に対し無料で予防接種を実施することによる1,5697,000円の増で予防接種医師委託料1,6925,000円の増、MR未接種者への通知代として通信運搬費117,000円の増、肺炎球菌ワクチンを既に接種した方への払い戻しを行うための肺炎球菌ワクチン接種料金助成金524,000円の計上です。6目、保健対策推進費1,9114,000円の増は、小学五年生を対象に血液検査を行い、生活習慣病について学童期から学び指導の必要な児童に対しては親も含めたフォローを行う「学童期からの生活習慣病予防事業」に係る保健士嘱託員報酬1966,000円、管理栄養士嘱託員報酬1966,000円、講師謝礼金3万円、消耗品費60万円、血液検査委託料3273,000円、糖負荷検査委託料342,000円、庁用備品購入費372,000円の計上です。また、沖縄県には古くから独自の食文化が根付いておりますが、日本食品標準成分表に記載されていないものの町民に親しまれている食品が数多くあり、栄養指導や保健指導に苦慮していることから、町独自で分析表を作成し今後の栄養指導等に活用するための「食と健康応援事業」に係る管理栄養士嘱託員報酬1311,000円、講師謝礼金3万円、消耗品費12万円、印刷製本費945,000円、分析検査委託料8159,000円の計上です。両事業とも沖縄振興特別推進交付金の活用を予定しております。

 28ページ。4款2項1目、塵芥、し尿処理費7334,000円の減は、東部清掃施設組合に中城村と北中城村が新たに加入したことによる負担金の減による計上でございます。

 29ページ。5款1項1目、失業対策費1826,000円の増は、すぐやる班が使用する軽トラック2台分の計上で、沖縄振興特別推進交付金の活用を予定しております。

 30ページ。6款1項3目、農業振興費5636,000円の増は、歳入の12ページで説明したとおりです。

 31ページ。7款1項2目、観光費2,0193,000円の増は、現在、活動を休止しているかぼっちゃマンの復活、かぼっちゃマンの後継者育成、町のゆるキャラの誕生など地域活性化を図る事業を沖縄振興特別推進交付金を活用して行うための計上です。

 32ページ。8款1項1目、土木総務費1611,000円の増は、人事異動により育休中の職員が都市整備課に配置されたことによる育休代替臨時職員賃金1208,000円と4月から6月分の賃金は県治水協会負担金から流用したことによる補填分の計上です。

 34ページ。8款4項1目、都市計画費760万円の増は、下水道事業特別会計で説明いたします。2目、公園費800万円の増は、花・水・緑の大回廊公園整備完了箇所において、東日本大震災の教訓を受け南部国道事務所が高速道路橋梁橋台・橋脚の耐震補強工事を実施しております。その工事に伴い花・水・緑の大回廊公園内に機材や足場を設置したり場所によっては掘削等を行うことになり、町が公園として整備した箇所の原状回復については道路法第71条第2項第1号の規定により占用者である本町が行うことになっているため町単独工事費としての計上です。

 35ページ。10款1項2目、事務局費1703,000円の増は、学校教育課の事務補助臨時職員賃金1名、1165,000円の増、翔南小学校及び南星中学校において5月にタイワンキドクガの幼虫が大量発生し児童生徒に発疹等の症状が出たためごみ収集運搬委託料から流用し対応したことによる補填分277,000円の増、平成24年度南部広域行政組合の適応指導教室事業から豊見城市が離脱したことによる負担金261,000円増の計上でございます。

 36ページ。10款2項1目、学校管理費2299,000円の増は、南風原中央線の道路拡幅工事に伴い南風原幼稚園及び小学校の正門を一時的に撤去していましたが、引渡しが完了したため門柱及び門扉を設置するための門柱等整備工事1292,000円及び鋼製門扉設置工事756,000円の増、津嘉山小学校においてクラス増により当初予定していなかった学級備品を購入したことによる管理備品費の補填分251,000円増の計上です。2目、教育振興費153,000円の増は、津嘉山小学校においてクラス増により当初予定していなかった教師用指導書を購入したことによる教育振興備品費の補填分8万6,000円の計上です。被災児童生徒就学援助費は歳入12ページで説明したとおりです。3目、学校建設費1,500万円の増は、南風原小学校体育館の屋根を改修するための計上で沖縄振興特別推進交付金の活用を予定しております。

 37ページ。10款3項3目、学校建設費2,500万円の増は、南星中学校体育館の屋根を改修するための計上で、沖縄振興特別推進交付金の活用を予定しております。
 38ページ。10款4項1目、幼稚園費235,000円の増のうち、南風原幼稚園車両通行門扉取替工事165,000円の増は、歳出の36ページで説明したとおりです。幼稚園備品購入費7万円の増は、津嘉山幼稚園でクラス増に伴い備品を購入したことによる補填分の計上です。

 39ページ。10款5項2目、公民館費1487,000円の増は、図書館が夏休み期間中は普段の約1.28倍に利用者が増えることから、2カ月間限定で臨時職員1人を配置することによる248,000円の増、公民館の利用者が増加しサークル利用者などとの日程調整等業務の増により事務補助の臨時職員1人を配置することによる1239,000円の計上でございます。4目、文化センター費905万円の増は、南風原町民劇場を規模拡大して実施することによる100万円の増、伝統芸能保存育成補助金は各字の綱引きやエイサーなど伝統芸能保存育成のための補助金50万円の10字分と当初予算で字本部の獅子に対し半額補助を予定していましたが、全額を町負担で実施することによる35万円を併せて535万円の増、9月1日、2日にハワイで行われる「第30回沖縄フェスティバル」に宮平獅子舞が参加することになり10名を派遣するための沖縄フェスティバル宮平獅子舞ハワイ公演補助金270万円の増で、3事業とも沖縄振興特別推進交付金の活用を予定しております。

 40ページ。10款6項1目、保健体育総務費1402,000円の増は、人事異動により育休中の職員が教育総務課に配置されたことによる育休代替臨時職員賃金1402,000円の計上です。2目、共同調理場運営費3171,000円の増は、調理師職員が人事異動により宮平保育所に移動となったことによる調理師臨時職員賃金1651,000円の増、職員の病気休暇に伴うパート調理職員賃金773,000円の増、調理場の自動ドア開閉装置センサー及びコンテナ排出口網戸の修繕料747,000円の計上です。

 終わりに、今回の補正予算において沖縄振興特別推進交付金の活用を予定している事業については、現在、国・県との事前協議中であり、事業の執行につきましては国による交付決定を待たなければなりません。今年度から創設された交付金である特殊事情に鑑み、議員各位のご理解をお願いいたします。沖縄振興特別推進交付金活用事業につきましては、概要説明10ページに掲載しております。

以上が、議案第34号 平成24年度南風原町一般会計補正予算(第2号)の概要でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。


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議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。6番 赤嶺奈津江議員。

6番 赤嶺奈津江君 35ページで、南部広域行政組合で適応教室指導教室事業から豊見城市が離脱したとのことですが、その理由を聞いていないので教えていただけますでしょうか。

議長 中村 勝君 新垣好彦教育部長。

教育部長 新垣好彦君 ただいま赤嶺議員から質問の、南部広域行政組合の事業のなかで適応指導教室というものがございます。不登校児童で学校での就学ができないという児童の教室を開いていこうというものでございます。豊見城が離脱したと記してございます。これまで構成団体でありました豊見城市が独自にその適応指導教室を開設しているということで、南部広域行政組合と豊見城市独自の事業とダブってしまうことと距離的にも少しあるということで独自の事業に専念をしたいと離脱をすることになり、負担金も減となってございます。


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議長 中村 勝君 他に質疑ありませんか。10番 宮城寛諄議員。

10番 宮城寛諄君 一括交付金の利用についてお聞きしたいのですけれども、議運のあとにも総務部長にお聞きしたのですが、確か10ページの一覧表にあります事業が一括交付金の対象となるかどうかまだ分からないということでしたよね。だからそれを一括交付金に充てますと補正予算を組んで議会に議決を求めているのですけれども、これを議会がいいですよと認めたのに、それが対象とならないときはどうするのか。極論、全部違いましたと言われたときどうするのか。だからそれがまだ分からない段階でこういう予算の計上をやっていいものかどうか、私は非常に疑問です。もしその一括交付金に充てようとする事業がこれだけあるのであれば、一般会計で予算計上しておいて交付金がオッケーとなったときにそれに切替えていく、財源補正していくほうがいいのではないのか。確実にできるかできないか分からない段階で上げるよりは一般会計で充てていく、そういう手法がなぜ取れないのか。あやふやな分からない段階で予算計上できるのかどうか、私はやってはいけないと思うのでそれが一つ。
 それから、もしできないときに一般会計で予算の組替をするのかどうか。もしするのであれば最初からそれで組んだほうがいいのではないかと思うのでそのへんはどうか。
 それから、関連でお聞きしたいのですが、3月定例でも一括交付金を利用するということで1億あまり事業を乗せられていましたよね。果たしてあの事業はスタートしているのか。要するに、今度も計上したけれども決まるまでは事業がスタートしない、棚上げとなるのか。そのへんを含めてお伺いします。

議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。

企画財政課長 宮平 暢君 それでは、ご質問に対してお答えいたします。まず1点目、今回の補正予算に計上した理由としましては、沖縄振興特別措置法に基づくものとなっております。また、沖縄振興特別推進交付金交付要綱に基づいた歳入の計上となっていますので、予算計上については何ら問題がないと考えております。また、今回計上しています交付金につきましては、国や県と事前協議を行っておりかなり時間を要すことから新規事業などにつきましては、その事業執行期間を確保する点からも今回の補正の時期が適切であろうということで計上しています。
 もう1点、当初予算で計上しました一括交付金につきましては、国から1億円の一括交付金を活用した事業を計上していますが、早期に必要だというものについてのみ事前協議が必要とのことから1億円全事業ではなくて特に必要なものということで指定がありました。これにつきましては、本町では教育委員会におけるPCBの処理委託料が沖縄県内におきましては6月が期限となっておりましたのでその事業につきまして計上してあります。その事業の運搬費につきましては、沖縄の特殊性が見られるということで内示を受けています。以上となります。


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議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。

10番 宮城寛諄君 一括交付金が南風原町に約6億交付するとある、そのなかのものなので計上しているとのことです。ただ、お金はそれだけ来るかもしれませんけれども何に利用するかがまだ決まっていないわけですよね。南風原町が今回の補正でこれだけ上げているもの全てが通るとはまだ分からない。協議はしているとおっしゃっているのだけれども、その協議で全て認められると分かっているのであればそれはそれで結構ですがまだ分からない。先ほど3月のPCBだけが沖縄は特別だということで認められているようですけれども、他のものはまだ認められていないわけでしょう。だから執行できないということではないですか。今回のものも認められない可能性があるわけです。そうではないですか。今度上げているものはこれから出すわけですから、これが一括交付金でいいですよと認められない可能性もあるわけです。ゼロではないでしょう。認められないことはゼロであると言うなら認められるというのと同じですからそれはそれで結構です。認められるのか認められないのか分からない前から計上するのはおかしい。お金が来ることは確かなのだけれども、これに使いなさいというのはまだ決まっていない、これからである、今はまだ協議中である。こういう段階で予算計上するのはおかしいのではないかということです。お金が来ることはもちろん分かっていますから、その範囲内で皆さん方がこれに使いたいと上げるのは結構ですけれどもまだ決まっていないのですからそれは駄目になるかもしれない。だからそれは大丈夫なのですかと言っているのです。もしこれが大事な事業で、認められなくても一般会計で財源補正するということであれば今から一般会計でやっておけばいいのではないですかと言っているのです。そして来たら来たで一括交付金に切替えればいいのではないですか。要するに逆です。一括交付金が駄目だったら一般会計だと、それよりは一般会計で予算を組んでおいて交付金が決まったらそれに替えるという方法がいいのではないですか。僕はそのほうがベターと言うかそれが当然だと思いますがどうですか。

議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。

企画財政課長 宮平 暢君 それでは、お答えいたします。まず、当初計上しています一括交付金事業についての採択はPCBは6月にしなければならない急ぎであるということでそれを先に事務調整を行いました。それ以外については、採択がされていないのではなくてこれからの調整が入っていくとなっております。一括交付金につきましては、その制度はあるということで、そのなかの沖縄振興に資する事業だと町は考えておりまして、そのための交付金活用となっていることから今回一括交付金で予算計上することは適切であると計上しております。また、今回交付決定をする前に予算計上することについては、この事業の実施期間を確保する観点もあることから計上していることをご理解いただきたいと考えています。以上です。


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議長 中村 勝君 10番 宮城寛諄議員。

10番 宮城寛諄君 期間を確保するためであったら、何も一般会計の財源でやってもいいわけですよ。例えば、前に部長が説明していたのだがコミュニティ事業の宝くじでしたか、今度は当たらなくてゼロになったのだけれども、あの場合は例えば各字でビデオを買うとか何かを買うとかいろいろメニューがありましたでしょう。それに使ってもいいということであの宝くじの財源、それが来るかどうか分からないという段階のものですよね。それで各自治会にもそれを説明するはずなのです。皆さんの部落はどういうものが必要ですか、ビデオが欲しいパソコンが欲しいとなれば、当たるかどうか分からないけれども上げておきますと、これまでずっと来ていたのですが今度はたまたま当たらなかったのですが当たらなかったらないですよと説明すればそれはそれで分かるのです。それは金が来るかどうかであって、そのビデオやパソコンやそれに使えるかどうかの問題ではないのですよね。今度は金は来るのだけれども、その事業に使えるかどうかまだ分からないということでしょう。分からないものを議会が議決する、これに使えるかどうか分からないけれどもいいですよと言うのがおかしいと思うのです。それでもこういうことに使いたいということで交渉をやっておいて、オッケーだという段階で補正を計上すればいいのではないですか。県から認められたときに計上する。これまではこういうような方法を取ってきていませんか。例えば道路を造るとき何割の補助があるということで交渉しながら計上するはずです。そうじゃないのかな。どうしても期間が欲しいと言うのであれば一般会計の予算でやると、基金はあるわけでしょう。私の見間違いでなければ4月段階で13億ぐらいあるみたいですからそのへんでやってはどうか。3回目ですのであとは委員会でやって欲しいのですが、一応答弁をお願いします。私はこれで本当にいいのか非常に疑問を持つので答弁をよろしくお願いします。

議長 中村 勝君 宮平 暢企画財政課長。

企画財政課長 宮平 暢君 それでは、お答えいたします。国庫補助事業というのは、全ての事業において新年度で当初予算に計上はするのですが、新年度で交付決定される事業となっておりますので今回の一括交付金についても他の補助事業と何ら変わりなく予算を計上して交付決定のあとに事業化していくと考えております。また、事前協議をしてそのあとに予算措置をしてはどうかということでありましたが、これにつきましても先ほど申しましたとおり事業の執行期間を確保する観点からも今回の予算計上となっております。


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議長 中村 勝君 休憩します。
 休憩(午前1128分)
 再開(午前1129分)
議長 中村 勝君 再開します。他に質疑ありませんか。11番 大城 毅議員。

11番 大城 毅君 今の休憩中の議長の助けもありますけれども基本的なところで答弁はどうも曖昧、むしろ最後の答弁は非常に分かり難かったのですね。概要のなかでもわざわざ今回国の要綱を受けて待たなければならないと、そういったことで特殊事情があるのだと言っておきながら、他のものと一緒だと説明したらおかしいですよ。他の補助事業と一緒だと説明したら、特殊事情などないことになるのではないですか。非常に矛盾していますよ。休憩中に聞いたことと同じだと思うのだけれども、特殊事情があるから今回は交付決定前だけれども審議して妥当性を判断して欲しいということで求めてきたわけでしょう。一つ一つの事業の妥当性を言っているわけではないですよね。そうじゃなくて、まだ交渉中で通るか通らないかも分からないものなのに予算として計上しますというのは普通あり得ないじゃないですか。少なくとも窓口となっている県との交渉は、8割9割出来上がっているということでないと議案として出てこないでしょう。それも全部これまでそうだったのですか。そうするとこれは特殊性があるという説明は通らなくなりますよ。
 それから、当初予算でやった何項目でしたか一覧表をいただきましたけれども、あれについても一部、PCB運搬については内諾を得たということでしたか。そういうことで期限が迫っているということのようですけれども、では当初予算についてもそれ以外は執行されていないと、例えば準備しなければいけないですよね、例えば募集をかけるとかいろいろなものがありますでしょう。具体的には教育関係のところで一括交付金を活用して職員を採用して仕事を進めるといったものがあったかと思うのです。そういったものはまだ交付決定がされていない。けれども、仕事は進められているものもあるのではないですか。そのあたりの説明も含めて、一方ではまた時間を確保しなければいけないからと、どういう言葉を使いましたかそういう意味の発言をしましたよね。時間がないから今回これでやるのだということも、どうも説明が通らない感じがするのです。現に進めているものがあるのではないですか。外国人何とかという外国語の関係でしたか、そのへん正確ではありませんが、確か教育関係でそういった事業もあったのではないですかね。そういったものなど、現に進めているものは全くないのですか。そのへんもお答えいただきたいと思います。
 そして、繰り返しの質疑になりはするのですけれども、当初で一括交付金を充てるということで計上するのではなく、最初からある財源で充てるとして、しかしこれについては一括交付金の申請はしているのでそれが採択されれば、内示が得られればですか何と言うか分かりませんが取れるということであればそのときに財源補正をする方法でもできるのではないですか。それで期間の準備なども十分カバーできるじゃないですか。なぜそのような手法を取れないのか。そのことをしたら国に対する、県に対するこの事業を採択して欲しいという運動が弱まるということなのか。こういった一括交付金の活用について、自分で計上しているのだからいいじゃないかというような理屈が持ち込まれるのか。そういったところについてどうお考えなのか、どうしてこういうかたちでしか提案できないのか。
 それからもう1点。当初予算で何項目か数々の項目が挙がりました。今回はこれだけの項目。まだそれでも南風原町に交付される予定の金額には満たないですね。この順番は何を基準にしてこういう出され方がされているのか。今後何が出てくるのかわれわれは分からないわけです。こんな言わば小出しにされて全体をどう使うかは見えない。使えるかどうかも分からないのだけれども、小出しにされて、今度はこれ、今度はあれと全体像が見えないかたちで議会はそのつど審議しろというのではおかしいのではないかと私は思います。これが活用できるかどうか審査してもらっているということなのだけれども、今後してもらうものについても全部明らかにした上で今回ここまでというようなことなども議会に出してやるべきではないですか。非常に部分的でこれでいいのかという思いがあります。そのように並べてきた基準、どういった考え方で今回提案し、どういった考え方で前回そうだったのか、なぜこれは前回やらなかったのか。ただ作業の順番が遅れるといったことなのか。そういったことなどについてもお答えください。

〔「休憩願います」の声あり〕
議長 中村 勝君 休憩します。
 休憩(午前1136分)
 再開(午前1137分)

議長 中村 勝君 再開します。宮平 暢企画財政課長。

企画財政課長 宮平 暢君 それではお答えいたします。まず1点目なのですが、沖縄振興特別推進交付金が今回特殊性があるというのは、まずこの交付金が制定されて初年度であるということと約6億6,000万と町の配分額は決まっていますがその事業はこれからだという2点です。先ほどその他の交付金で同じと説明したのは、あくまでも事務の流れとしまして他の国庫補助金につきましても交付申請については新年度明けて交付申請をして、そのあと交付決定が来るというこの事務の手順として他の交付金と一緒だと説明させていただきました。
 PCB以外の今回当初予算で計上しました事業につきましても、これまで町が独自でやっておりました事業についての財源充当、新規事業、これまでやっていましたが拡充した事業、この3つに区分される事業がありますが、これまでやっておりまして財源充当した事業についてはこれまでどおり教育関係でもやっております。国、県との協議が真っ最中でありましてその協議を終えて一括交付金を活用して速やかに事業化していきたいと考えております。
 今後ですが、今回全額6億6,000万を活用していないとのご質問に対してなのですが、今回計上しています事業については、例えば11月に町民劇場など開催を予定している事業がありまして、これは10月で補正計上しますとこの練習期間など期間的なものがなくなる事業がありますので今回計上しまして早めに交付決定をいただき進めてまいりたい事業を中心としておりまして、それ以外の残りの事業につきましては内部でまだいくつか調整事項が残っておりますので現時点で計上できる状態ではありません。もうしばらく内部で調整しまして、そののち予算を提案していきたいと考えております。以上です。


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議長 中村 勝君 11番 大城 毅議員。

11番 大城 毅君 詳しいやり取りは委員会でやりますけれども、決定はしていないけれどもすでに事業としてやっている事業もあるとのことでしたよね。そうであれば決定しないうちでも事業は進められているのでしょう。しかも普通は、決定されたものについては全部事業が終わったあとでこれこれこう使いましたと報告をするから金が入ってくるのですよね。いずれにせよ決定しようがしまいが全部こちらで出さなければいけないのでしょう。翌年になってから、事業が終わってからその金が入ってくるわけでしょう。どちらにしろ議会が承認さえすれば事業を進めることができるわけです。一括交付金で来る来ないは別として進めるということなのでしょう。何か先はそれが決まらなければ進められないと言ってみたり、決まらないでも進めていると言ってみたり、私の理解力では分からない。時間がないから今提案しなければいけないと言うのだけれども、一方では進めているものはあるのだと、そもそも道路を造るにしても何にしても、一般の補助事業にしてもそうでしょう。全部完了したあとで金が得られるということがあるわけでしょう。決定されないうちにやってしまったら入ってこないといったら困るからやらないだけであって、交付決定されることが確実であれば進めるわけでしょう。その点で時間がどうこうとか言うのは全然理由にならないのではないかとしか私は理解できないのです。今回、初めての事業かつ初年度であるというのは確かにそうですけれども、それでも交付決定されないのに、先の誰かの質疑には要綱に基づいて正当だという言い方でしたが、3月議会では要綱もないのにと僕が聞いたらそれでもできるのだというようなことでやられたわけですよね。あの時点では要綱さえできていなかった。今度は要綱があるから正当だと、あの時点では要綱がなかったけれども正当だった。非常に摩訶不思議な制度です。お金が来ることは確実なのだけれども何に使えるかは分かりませんと、第三者にしか分かりませんと。今言う点は指摘に留まります。
 それから、これらの要望要求事項は、どういうプロセスを経て計上されたのかということも、要するにどれだけの範囲の人たちの意見が反映されてここに提案されてきているのか。各関係する団体があったかもしれませんし、役場担当部署でこれまでのいろんな要望を踏まえて提案したということもあるかもしれませんし、そういった経過についてもそれぞれの事業についてぜひ出してもらいたい。先ほど言った全体像が見えないなかで小出しにされているという印象があるものだから、その元となるものと言うのかそこをぜひ出していただきたいということで要望して質疑を終わります。


議長 中村 勝君 他に質疑ありますか。
(「進行」の声あり)
議長 中村 勝君 質疑ないようですので、これで質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第34号につきましては、総務民生常任委員会に付託いたします。


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日程第9.議案第35号 平成24年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第1号)

議長 中村 勝君 日程第9.議案第35号 平成24年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。まず、提出者からの提案理由の説明を求めます。城間俊安町長。

町長 城間俊安君 議案第35号 平成24年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第1号) 平成24年度南風原町の下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。(歳入歳出予算の補正)第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9599,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億7,2668,000円とする。2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表歳入歳出予算補正」によるものであります。内訳等においては、担当をとおして説明させていただきたいと思います。

議長 中村 勝君 赤嶺 勤経済建設部長。

経済建設部長 赤嶺 勤君 それでは、私のほうから議案第35号 平成24年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第1号)の概要についてご説明申し上げます。お手元の概要説明を一部修正を加えながら説明してまいりたいと思います。
 議案第35号 平成24年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第1号)の概要についてご説明いたします。2ページをお開きください。2ページから3ページにかけての第1表歳入歳出補正予算についてであります。下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9599,000円を追加し7億7,2668,000円となっております。歳入については、6ページをお開きください。
 一般会計繰入金760万円の増額補正であります。これは国場川旧河川廃川敷浚渫工事に伴う補正となっております。詳細は歳出でご説明いたします。
 7ページをお開きください。前年度純繰越金1999,000円の補正であります。平成23年度会計が出納閉鎖されたことに伴い実質収支を計算したところ、約200万の純繰越金を見込んでの計上でございます。
 歳出については、8ページからとなっております。下水道事業についての補正でございます。まず3節、職員手当等であります。これは節内の補正で、法律の改正に伴う子ども手当から児童手当に名称変更になったことによるものでございます。次に15節、760万の補正増であります。兼城雨水幹線の末端処理先が国場川の旧河川敷に放流することとなっていることから、国場川旧河川廃川敷浚渫工事費の計上でございます。28節、繰出金1999,000円の補正は、前年度純繰越金を見込んでの計上でございます。以上で、平成24年度南風原町下水道事業特別会計補正予算(第1号)に係る概要説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第35号につきましては、経済教育常任委員会に付託いたします。


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日程第10.議案第36号 固定資産評価審査委員会委員の選任について

議長 中村 勝君 日程第10.議案第36号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。まず、提出者からの提案理由の説明を求めます。城間俊安町長。

町長 城間俊安君 議案第36号 固定資産評価審査委員会委員の選任について 下記の者を固定資産評価審査委員会の委員に選任したいから、地方税法第423条第3項の規定によって議会の同意を求めるものであります。住所、氏名、生年月日。南風原町字宮城・・番地、仲里安則、昭和・・年・・月・・日。提案理由といたしまして、現固定資産評価審査委員会委員が平成24年6月27日に任期満了のため提案するものであります。履歴書等、添付されております。その仲里安則さんにおいては、今日まで町の固定資産評価審査委員会委員としてがんばってこられた。またJA南風原区域からお一人、JA津嘉山区域からお一人というかたちで提案させてもらっております。またお一人においては先だって臨時議会で町からも皆さん方の了解を得て選任させてもらっております。添付されている資料に目を通していただきたいと思っております。

議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第36号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって議案第36号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから議案第36号について討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これから議案第36号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決します。本案についてこれに同意することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
議長 中村 勝君 起立全員であります。よって本案は、同意することに決定しました。


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日程第11.議案第37号 固定資産評価審査委員会委員の選任について

議長 中村 勝君 日程第11.議案第37号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。まず、提出者からの提案理由の説明を求めます。城間俊安町長。

町長 城間俊安君 議案第37号 固定資産評価審査委員会委員の選任について 下記の者を固定資産評価審査委員会の委員に選任したいから、地方税法第423条第3項の規定によって議会の同意を求めるものであります。住所は南風原町字津嘉山・・番地。城間真一。生年月日昭和・・年・・月・・日。提案理由といたしまして、現固定資産評価審査委員会委員が平成24年6月27日に任期満了のため提案するものであります。これについても議案第36号と同じようなかたちで城間真一さんの履歴書が添付されておりますのでぜひ皆さん方のお目とおしをお願いし、現固定資産評価委員にそのまま継続してがんばってもらうという思いであります。皆さん方の選任をお願いします。

議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「進行」の声あり)
議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。ただいま議題となっております議案第37号については、委員会の付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
議長 中村 勝君 異議なしと認めます。よって議案第37号については、委員会の付託を省略することに決定しました。これから議案第37号について討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
議長 中村 勝君 討論なしと認め、これで討論を終わります。これから議案第37号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決します。本案についてこれに同意することに賛成の方は起立願います。
(起立全員)
議長 中村 勝君 起立全員であります。よって本案は、同意することに決定しました。休憩します。
 休憩(午前1155分)
 再開(午後1時00分)
議長 中村 勝君 再開します。


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日程第12.報告第2号 平成23年度南風原町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について

議長 中村 勝君 日程第12.報告第2号 平成23年度南風原町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題とします。まず、提出者からの説明を求めます。新垣吉紀総務部長。

総務部長 新垣吉紀君 報告第2号 平成23年度南風原町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について概要を説明いたします。1ページをお願いいたします。平成23年度における一般会計繰越明許費は1款議会費から10款教育費まで16件の事業がございます。主な事業といたしましては、安心こども基金事業、まちづくり交付金事業、道路事業、公演事業等があります。今回、繰越手続をとった事業の事業費総額158,0827,528円のうち7億5,2638,908円が平成24年度へ繰り越した額となっております。その財源内訳については、既収入特定財源が合計で222,167円、未収入特定財源のうち国県支出金が4億8,98155円、町債が1億4,560万円、一般財源が1億1,7007,586円となっております。

 それでは、各事業ごとの説明をいたします。1款議会費は1件の繰越がございます。1項、議会費の会議録作成事業30万円は、平成23年度の議会会議録の作成作業が遅れたことによるもので、6月中旬の完了を予定しております。2款総務費は、1件の繰越がございます。1項、総務管理費の第四次総合計画後期基本計画策定業務委託料3612,000円は、委託料のなかに冊子の製本も含んでおり、3月定例会の議決後に製本発注を行ったことによるもので、4月25日に完了し、本日皆さんのお手元に配布させていただいております。3款民生費は、3件の繰越がございます。1項、社会福祉費の高齢者福祉計画策定事業1768,800円は、介護広域連合第5期計画との整合性を図ることに時間を要したことによるものです。進捗状況としましては、5月30日に策定委員会から町長への答申を終え、6月末の完了を予定しております。障がい福祉計画策定事業3398,000円は、障害者自立支援法の改正に伴う資料収集等に時間を要したことによるものです。現在社協等関係機関によるワーキング会議で、アンケート調査結果の集約作業を行っており、策定委員会への諮問、町長への答申後、7月末の完了を予定しています。2項、児童福祉費の安心こども基金事業4億1,3645,000円は、さんご保育園、はえばる保育園、南風原はなぞの保育園の園舎建替え事業ですが、追加申請のため県からの決定通知が平成231129日となったことから、建築申請許可等に時間を要したことによるものです。現在の進捗状況としましては、さんご保育園は3月19日に本体工事の契約を締結しており、6月中に旧園舎の解体工事を終了し、本体工事に着手予定となっております。はえばる保育園及び南風原はなぞの保育園は、3月21日に本体工事の契約を締結し、現在工事に着手しております。3園とも12月末の完了を予定しております。
 6款農林水産業費は1件の繰越があります。1項、農業費の農業排水路整備事業1,6687,050円は、工事用の仮設道路予定箇所の地権者からの要望により、さとうきび収穫後に工事着工したことによるもので、6月末の完了を予定しております。
 8款土木費は8件の繰越があります。2項、道路橋梁費の町道47号線道路改良事業413万円は、実施設計と物件調査は完了しておりますが、用地取得のための地権者との調整に時間を要したことによるもので9月末完了を予定しております。4項、まちづくり交付金事業7,8869,250円は、黄金森公園周辺地区サイン整備事業4952,600円、町民広場整備事業は7,3916,650円の繰越であります。黄金森公園周辺地区サイン整備事業につきましては、設計の見直しや関連事業との調整に時間を要したことによるもので、5月1日に完了しております。また、町民広場整備事業は、実施設計が計画の検討や住民説明会等に日数を要したことによるものです。5月7日に磁気探査委託業務が終了し、7月末の完了を予定しております。黄金森公園整備事業5,594750円は、地すべり調査において気象結果によるデータが不十分であるため調査期間を延長したことや門扉において配置や構造、柄等の修正により設計に時間を要したことによるもので、8月末の完了を予定しております。花・水・緑の大回廊公園整備事業1,2705,000円は、本公園の占用許可者である南部国道事務所と占用許可等の調整に不測の日数を要したことによるもので、4月5日に完了しております。本部公園整備事業5,3279,500円は、施設のバリアフリー化や長寿命化調査に基づいて実施設計を進めていましたが、県との調整に時間を要し委託の完了が予定期間より延びたことにより工事発注が遅れたことによるもので、5月31日に完了しております。津嘉山公園整備事業6,6186,948円及び津嘉山3号公園整備事業3,2605,000円については、土地区画整理事業特別会計で説明いたします。宮平学校線街路事業3511,570円は、建物所有者との物件調査等の調整に時間を要していることによるもので、9月末完了を予定しております。
 10款、教育費は2件の繰越があります。1項、教育総務費の副読本作成事業4525,000円は、資料の確認作業が遅れたことによるもので、6月末の完了を予定しております。5項、社会教育費の図書の整備充実事業1475,040円は、町立図書館の図書購入費となっており、最終補正の予算計上により年度内執行ができなかったことによるもので、5月30日に完了しております。
 
 以上が、報告第2号 平成23年度南風原町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告についての概要です。ご審議のほどよろしくお願いいたします。


○議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。報告第2号 平成23年度南風原町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告については、これをもって終了します。


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日程第13.報告第2号 平成23年度南風原町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について

議長 中村 勝君 日程第13.報告第3号 平成23年度南風原町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題とします。まず、提出者からの説明を求めます。赤嶺 勤経済建設部長。

経済建設部長 赤嶺 勤君 それでは、私のほうから報告第3号 平成23年度南風原町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告をいたします。報告第3号 平成23年度南風原町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について 標記について地方自治法施行令第146条第2項により報告いたします。平成24年6月12日 南風原町長城間俊安。
 次のページをお開きください。お手元の資料を見ていただきながら、説明いたします。報告第3号 平成23年度南風原町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についての概要をご説明いたします。平成23年度における下水道事業特別会計繰越明許費は、1款土木費の未普及解消下水道事業と浸水対策下水道事業の2事業についての繰越で、事業費の合計が2億9,499万円で、うち9,9482,000円が平成24年度への繰越額となっております。それぞれの事業における具体的内容は、未普及解消下水道事業の2,7703,000円(4件)で、委託費2982,000円(1件)と工事請負費2,0437,000円(2件)につきましては、5月31日までに完了しております。残る汚水管布設工事4284,000円(1件)は、雨水管布設工事との関連もあることや工事箇所の現況道路が個人名義になっていたことから、地権者との施工交渉に時間を要し工事着手が遅れたことによるものですが、6月15日には完了を予定しております。また、浸水対策下水道事業は7,1779,000円(7件)で、委託費1952,000円(1件)と工事請負費5,2399,000円(4件)につきましては、5月20日までに完了しております。残る雨水管布設工事1,5407,000円(1件)は、汚水管布設工事と同じ現場で、重複工事であることから繰越理由等は汚水管布設工事と同様な内容で、6月15日の完了を予定しております。また、補償費2021,000円(1件)につきましては、前述の工事に伴うもので、既設道路に埋設された水道管の移設補償費として繰越をしたもので、同様に6月15日の完了を予定しています。以上が、報告第3号 平成23年度南風原町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についての概要となっております。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これで質疑を終わります。報告第3号 平成23年度南風原町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告については、これをもって終了します。


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日程第14.報告第4号 平成23年度南風原町土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について

議長 中村 勝君 日程第14.報告第4号 平成23年度南風原町土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についてを議題とします。まず、提出者からの説明を求めます。赤嶺 勤経済建設部長。

経済建設部長 赤嶺 勤君 引き続き報告第4号をご説明します。報告第4号 平成23年度南風原町土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について。標記について地方自治法施行令第146条第2項により報告いたします。平成24年6月12日。南風原町長城間俊安。
 次のページをお開きください。報告第4号 平成23年度南風原町土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についての概要をご説明いたします。平成23年度における繰越明許費は3億8,8377,000円で、その内訳として委託料1,6035,000円、うち契約繰越額1,4543,000円(4件)、未契約繰越額の1492,000円については9月までに執行予定をしております。工事費1億5,2917,000円で、うち契約繰越額が6,7133,000円(6件)、未契約繰越額の8,5784,000円については、11月までに執行予定をしております。補償費については2億1,9425,000円で、うち契約繰越額が1億5,5554,000円(20件)でそのなかには主に公園公管金3,7441,000円、基金2,0325,000円が含まれております。未契約繰越額の6,3871,000円で、その中には主に公園公管金6065,000、基金1,2251,000円についても早期契約に向けて交渉を継続し、平成25年2月末までに完了する予定であります。以上が、報告第4号 平成23年度南風原町土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告についての概要となっております。

議長 中村 勝君 これから質疑に入ります。質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
議長 中村 勝君 質疑なしと認め、これをもって質疑を終わります。報告第4号 平成23年度南風原町土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告については、これをもって終了します。

議長 中村 勝君 以上で、本日の日程は全部終了しました。これにて散会いたします。ご苦労様でした。


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13 時 19 分 散会 】