2004 年 第 3 回 南風原町議会(定例会)  第 2 号 9月9日


 
14番神里良光君

先ず今回の議案の表題からですが、先ほど根拠法令が部長から説明がありました。これを見たら離脱の場合も同様な決議をしなさいとあります。やはりその場合、フォームとしましてはこの脱退手続きとして南風原町、東風平町、大里村、具志頭村合併協議会を脱退したいので地方自治法第252条の6の規定により議会の同意を求めるということで、根拠法令は今後入れたほうがいいと思います。そうすれば大変分かりやすいということをお願いします。
 それから先ほど、合併は避けられない課題とあるんですが、この文面は私は以前も指摘したんです。町長、ここは合併問題だと。先ほどは含んでいるんだと言っているんですが、言葉は大事にしないといけませんよ。先ほどの美弘議員に対して撤回の意思はないような感じでしたが、素直に入れたらどうですか。合併問題ですよ。その上で、合併が必要かも知れません、単独で生き延びる方法もあるかも知れません、それは住民に対する町長からの表明ですからその辺のことは今一度考えてほしいんですが如何ですか。お尋ねします。 
 それから2点目に、先ほど作業部会、専門部会、幹事会からの報告がありました。総務企画部会、民生部会はありましたが、教育民生、経済建設部会ではどういう問題点があったのかお伺いします。
 それから、先だって大里村長である合併協議会の会長から、今後県への調停の申し出をすると、町もそれがあればやりますとありますが、調停の申し出がある場合、町長はどうなさるのかお伺いします。
 それから、大里村から平成17年3月末までに南風原町と合併したいというラブコールがありますが、マスコミの内々として、町長はどういうお考えがあるかお尋ねします。
 それから今後、もし合併するとした場合、今回のような問題が起きないために私はより慎重にやるべきだと思うんです。新たにもし合併するとした場合、町長はどのような手法で民意を反映したいとお考えであるか、これまでこの前の住民説明会でもこれまでの経験を踏まえて検証してやるんだと、より慎重な姿勢があったんですが、今後どういう方式でなさる予定であるのかお伺いします。
 それから財政シミュレーション、これまで合併しないと赤字になるんだと、町政はとてもできないということでこれまで表明なされました。今日は具体的な資料を持っていませんが、であれば皆さん今町では緊急行財政改革小委員会、更に審議会も立上げ新たな改革案を作りたいとあります。それに財源を確保するための企業誘致グループ等も計画しているようでありますが、私はこの際思い切って改革案を出すべきだと思うんですね。特に議員を始め町の三役においても、こんなに必要であるか。ある面では経費の節減策、思い切った節減策を出すべきだと思います。その意味でも私は今の審議会メンバーもいい方々でありますが、これまで歴代の町政を舵取りした町村長始め議長、更には監査委員、南風原町政に対する運営始め企画案、財政面、いろいろな面で指摘して指導なさっている方々も入れて、新たな審議会を作って中長期的な財政計画、町政運営方策を作るべきだと思いますが、町長はどのようにお考えであるかお伺いします。以上、お伺いします。