平成24年10月25日、町村議会議員の研修会(沖縄県町村議会議長会主催)がNBCサムシングフォー西崎で開催されました。
30構成町村の町村議会議員370名、議会事務局職員60名を対象に、一括交付金事業、議会改革の課題について講演が行われました。南風原町議会の議員も参加し、今後の議案審査や、提案、議会改革・活性化に向けて学習しました。

本町議会議員も熱心に耳を傾けました。
1,沖縄振興特別推進交付金市町村事業について
講師:安慶名 均 氏 (沖縄県企画部市町村課長)
沖縄振興特別推進交付金(一括交付金)は、平成24年度から新たに創設された事業で、沖縄の実情に即し、沖縄振興に資する事業に交付される沖縄独自の交付金制度です。事業の80%が沖縄県を経由し、県支出金として交付されます。
平成24年度の市町村事業の取りまとめ状況や、今後の流れについて具体的に分かりやすく講演されました。また、平成25年度以降の参考として、交付金を充てることができない事業等についても説明がありました。今後の審査等の参考になりました。
2,住民自治の充実と議会改革の課題
~「住民自治の根幹としての議会」を創造する~
講師:江藤 俊昭 氏 (山梨学院大学法学部教授)
新しい議会あり方として、住民に開かれ、住民参加を促進し、首長とも切磋琢磨し、議会の存在意義である議員同士の討議と議決を重視する議会を目指そうという立場から、新しい議会の条件整備について分かりやすく講演しました。
議会基本条例の意義と活用については、南風原町の議会活性化調査特別委員会で制定を目指していることもあり、住民の目線に立った、議会報告会や議会運営など、住民参加の充実について具体例を聞きながら、学ぶ、良い機会になりました。 |