住民目線の議会広報紙を目指して
平成24年11月21日、沖縄県町村議会議長会主催の「議会広報研修会」が自治会館で行われました。
研修では講義やパネルディスカッションが行われました。本町の議会広報常任委員会も、議会広報紙の向上を目指そうと参加しました。
講義は「広報から『議会』が見える」をテーマに、越地 真一郎 氏が広報作成の心構え等をアドバイスしてくれました。
越地 真一郎 氏(熊本日日新聞社NLE専門委員)
広報作成は住民目線をモットーとし、住民が関心を持つ内容を重視すること、客観性を持つことが大切であると学びました。
議会広報クリニックでは、参加した町村議会広報紙の良い点、悪い点を丁寧に指導してもらい、南風原町議会広報も今後の参考になりました。

議会広報クリニックでは各議会広報紙を具体的に指導してくれました。
○南風原町の議会広報紙への意見○
【良い点】
・全ページともゆったりした編成で、窮屈感がないこと
・内容が地図や説明付きで分かりやすい
・全議案の賛否を載せるのではなく、賛否が分かれた議案のみを掲載し、その反対討論まで掲載していること
・一般質問の内容が提案型となっている
【改善の余地がある点】
・表紙の目次の作り方(目次はコンパクトにまとめるとすっきりする)
・予算や決算等の記事の場合、タイトルに金額を入れインパクトを出す方がよい
・一般質問はゆったり感を残しつつ、少し活字数を増やし、情報量アップをしてもよい。
パネルディスカッション
研修会ではパネルディスカッションも行われ、さらに具体的に各町村議会広報の編集方針や課題などが分かり、今後の広報紙編集に向けて参考になりました。

パネリスト:読谷村議会・嘉手納町議会・八重瀬町議会・久米島町議会
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