開かれた議会をめざして
と き 平成25年2月5日(火)午後7時
場所 南風原町立中央公民館ホール
講師 渡名喜 庸安 氏(琉球大学大学院法科研究科長)
はじめに
南風原町議会では、議会改革の一環として、議会基本条例の制定をめざしています。2月5日に琉球大学大学院法務研究科長の渡名喜庸安氏を講師に迎え、議会基本条例講演会を開催。80名の参加者とともに住民と議会のあるべき姿を考えました。
 
(写真左側:講演会の様子、写真右側:講師の渡名喜庸安氏)
住民と議会の関係は
住民は行政運営に対して、参政権(選挙権や請願権など)を持ちます。議会は会議の公開や情報発信に努めていますが、不十分な部分があります。基本条例を制定することでより「住民の声」に耳を傾ける体制を位置づけることができます。

議会基本条例とは何か
議会基本条例の主要な内容には次の3点が挙げられます。
①開かれた議会としての活動
②議会への町民参加
③討論の広場としての活動
開かれた議会としての活動は
本会議・委員会の公開、広報やHP等で会議結果など情報を積極的に公開にすることをいいます。
議会への町民参加のために
町民に対する「議会活動報告会」の開催や各種団体や地域の意見交換の場として「一般会議」などを開催することが想定されます。「住民と議会との協働型のシステム」の位置付けをし、町民参加の促進に努めることをいいます。
討論の広場としての活動とは
町民意見を的確に把握しながら、町民全体の福祉を目指すため、与党・野党にとらわれず、議員相互間で自由に討議を推進することをいいます。
おわりに
議会基本条例を制定することで次のことが挙げられます。
・議会での議論が活発になる
・開かれた議会づくりを推進する
・町民の意見が集約できる
南風原町議会は今回の講演会を参考に条例制定をし、町民の負託に応える議会の実現をめざします。
【講演会のレジュメや参考資料】
講演会レジュメ(全ページ).pdf 講演内容部分の抜粋.pdf 参考資料.pdf
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